稲の多年草化に成功しました!!
稲って実は多年草で、多年草化させて収穫まで持っていけている方(生産者さんか農家さんか研究者さんか、どんな括りの方がわからないので「方」)はいらっしゃり、見学会があったり御本も出されてる。
私の「多年草化」は去年のマイミニ田んぼを時期はずれに刈り取りした時に、ふと気がついて刈る長さを少し意識して変えたもの。
そのまま今年は春に体調悪くて放置、気がついたら刈り方を水面からやや長めに揃えた箱から数本芽が新しく吹き始めているのを梅雨入りくらいに発見。
しかし全く花は咲いた感じがしなかったので、単に多年草にはなったが、実をつけるまでは行かなかったな、と認識していました。
それが今日久々にチェックしたら、結構立派な穂が出てるじゃありませんか!
よくわからん写真ですが、6本ほど去年の株から成長しています。
まぁまぁ立派な穂ですよ。無農薬、無肥料。雑草も一年中水を抜かなかったからか生えていません。
そして多年草化の肝は結果から見るに、水面からかなり長く株を残して刈ったものが多年草化しているみたい。
日当たりでも栄養でもない。
このミニ田んぼの場所自体日当たりは良くないし、土は裏山の山土。
なんで稲の多年草化にこんなに興奮しているか、と言うと。
だって稲作ってさ、素人には複雑すぎるじゃない??
真面目にやるとしたら田んぼを耕運機でかき回して、籾から苗を別に育てて、田植えして、、、って、最初のこの作業が要らないとしたら、どうよ?
普通に農家さんが商品として育てる芸術品みたいなお米はその育て方で良いと思う。
日本人は米の味にきびしいから。
でも自分が田んぼを持っていて自家用に作るだけなら、多年草化させてそれを安定的に実らせられたら夢のようじゃありませんか?
農作に苦行とか手まめとか勤勉とか、だんだん無くしていけたらそれのが良くありませんか?
そうやって静かにしぶとく自分達で食べるものを作れる人が増えたら、日本明るくなれると思うのよ。
来年は余所から頂いた陸稲にも水稲にもなるという品種の籾や自分が去年育てた籾で苗を育てて、またこのミニ田んぼで稲を育ててみたいし、この多年草化したエリアはこのまままた来年以降の成り行きを見守りたいです。
陸稲にもチャレンジしてみたいなぁ。
稲の多年草化を実践されている方のご本です
ねぇ、本当は危機を乗り越えられる英知は脈々と静かに流れている。
私達は絶望したり心配したりするのを一回止めて、希望がちゃんと見える情報を取りに行き、そちら側に歩いていき、そういう人たちと仲間になって、静かにしぶとく繋がって続けていくようにしようね。