肌断食師匠のぴー様の記事で、ぴー様に影響を受けて正式に肌断食を始めた自分もそろそろ9年になる、と知りました。
自ブログの肌断食始めはこちら。
入浴は湯船の中でなんとなく体を布でこするだけの「タモリ式」にしたのは2007年くらいから、らしい。
髪は毎日お風呂に入っている限りは頭から湯船に潜ってお湯の中でなんとなく頭皮をこするだけ。
お風呂入れなかった日が続いたり頭から粘土やコンクリートの粉を浴びて埴輪みたいになったりした時は自家製の石鹸で洗います。
(自家製手作り石鹸はやっぱり良いですよ!
今まで買ったどの石鹸より良いです。
食用のサラダ油で作ったなんの工夫も無いものなんだけど、頭皮は荒れないし泡立ちは良いしよく汚れも落ちている気がします。)
ぴー様の記事のコメントにも書いたんだけど、この半年私は滞在制作で多くの人と仕事場を共有し、何年か十何年かぶりに人に再会したりする事も多くありました。
そんな生活の中、すご〜くすご〜くたくさんの方に「お肌が綺麗ですね」の賛辞をいただきました。
言ってくれるのは30代から40代の女子が多かったから、その後切実に「なにをしてるんですか?」「何に気をつけてるんですか?」という話題になります。
「肌断食」「化粧とスキンケアはしない」「基本顔は水で洗うだけ」「タモリ式入浴」の話をするとまだ結構驚く人が多いのにこちらも驚いたり。
流行った時には一世を風靡した気がしたんだけど。
そんな中、たまたま一緒に滞在制作をしていた大学の後輩作家40歳がやはり誰か女性が書いた本を参考に肌断食を実践している、とのこと。
肌断食あるあるで、最初は顔が一皮剥けるくらいボロボロなったけれど、今は快適、と。
実際顔色も良く綺麗なお顔をされていました。
その後輩はコロナのマスク生活や出掛けない生活中でスキンケアや化粧に何か違和感を感じて肌断食に興味を持ち実践に入ったそう。
もしかしてそういう流れの人は多いのかもしれない。
コロナ及び「新しい生活様式」って本当にろくでもなかったけれど、人々が何かに気がつくキッカケにはなっているみたい、という実例がまたここに。
私は手の方の皮膚も強くなったようで、この半年あんなに朝から晩まで粘土に触りっぱなしだったのに昔よく悩まされた垢切れにもならず、他の作家さん達ほど手のケアにも大して気を使わずにこの冬を乗り切りました。
お風呂上がりに手と、膝だけ馬油をすり込んだ程度。(もしかしたら安いラードでも効果は同じかも。次回はそうするか)
垢切れにならない冬はこの何年かずっとで、それは私があんまり制作をしていないからだろうと思ってきたんだけれど、実は地味にあまり石鹸を使わない生活や体の中からのアプローチ(青泥とか玄米生食とか?)が効いてきたのかもしれません。
顔のお肌に話を戻すと、とにかく肌断食は楽チン、経済的なのに効果が高いから本当にお勧めします。
そして食べものを例えば3週間だけ小麦と白い砂糖を絶ったり、1日1食は青泥を飲んでみるようにしたり、豆乳ヨーグルトや玄米酵素液なんかで腸内環境を良くしてあげるのを平行してやったら、肌の色が確実に明るく綺麗になります。
同時に身体の内外からアプローチするのがやっぱりお勧めです。
それにしてもさー、私はタイムマシンで過去に戻って14歳から19歳くらいまでの、ニキビに悩まされまくって暗い暗い青春を送った少女時代の私に教えにいきたい。
「アンタ中年になったら『お肌綺麗』って大絶賛されるよ、嘘みたいだけどホントだよ」「だからあんまり思い詰めないで生きてね」って。
そして、好きなのはわかるけど少しだけ甘いものは我慢して、嫌いだろうけどもっと水を飲んで、「何かを塗る」でなくて身体の中から綺麗にする情報を探してね、と。
私が子供の頃から西式甲田療法はすでにあり、実践者の体験談の本には若い姉妹の体験談で「化粧水なに使っているの?」と質問攻めされるくらいお肌の調子が良い、というお話も載ってるんだからね。
ってことで最後は青泥で〆ます。