身体のエクササイズの話です。
「池袋のゴッドハンド」先生の整体も効果は1カ月だったらしく、
やっぱり腰痛や膝痛はぶり返してきてしまいました。
股関節に関しては、夜に食べ過ぎないようにして左の腸が垂れ下がらないようにすること
および四股ストレッチ3分とあまり足を上げない四股100回をするようになって
無事解消されました。
ストレッチはこれ
膝に負担がかからない楽な四股はこれを参考にして、四股状態で胸を開くストレッチ20回と
ふわっとした柔らかい四股で100回。(この100回は50回くらいから徐々に2週間くらいかけて増やした・急にはできません)
たぶん膝の痛いのは最近痛くなくなってきたので膝の痛みを取る体操を怠っていたから。
’バレエのポジションみたいに足を開いて立って爪先立ちを10回して足を振る、という)
腰は結局反り腰が良くなったりしないと根本的には治らないのではないかなぁ、と思っています。
そこで本題の「命門を開く」「鼓命門」のお話にやっとつながります。
気功の世界では、おへその位置の背中側に「命門」というのがありまして、
そこが「開いていない」「へっこんでいる」とうまく呼吸もできないし気もめぐらないし力も出ないし万事よろしくないらしいのです。
で、私はそこが「詰まっている」「固まっている」という体感があります。
腰で痛い場所はそこだし・
腹式呼吸をして丹田に息を溜めたりすると、そのあたりがメキッ、といいます。
つまり固まってるし、詰まっている。
そしてその「メキッ」をするとやや腰痛が改善されるのです。
ってことで私の腰痛の肝は「命門を開く」=「鼓命門」(こめいもん)ではないか、と。
そんな推論をたてて検索をしていたら、偶然だけれど呼吸で命門を動かしているのがすごくわかり易い動画を発見しました。
動画ののっけから呼吸で背中側が綺麗に膨らんだりするのをはっきり見せてくれていて驚愕です。
この先生は鼓命門についてかなり動画を作ってくださっているので参考にしようと思います。
鼓命門で腰痛改善のエクササイズもあるので、四股に加えて命門を張らすこともやっていこうと思いますです。
「命門」についてはメッセージが前からちょいちょい来てはいたんですが、
このところまず「站樁功(たんとうこう)」について調べていたらこの川津康弘先生の動画がたくさん出てきて、
結局「站樁功」自体この鼓命門ができていないとできたことにはならないらしいということが解り
やっぱ鼓命門からか!となったわけ。
前々から書いているように私は横隔膜の動きが悪いことで腹式の呼吸があまりできてないことで
丹田意識も弱い&痛くなかったことがないくらい長い腰痛歴 なわけです。
命門を開く意識で呼吸をする鼓命門はもしかしたら腰痛の原因の根本に効くかもしれません。
この夏ずーっと野田サトル先生の「ゴールデンカムイ」を読んでいて
あらためて日本の伝統的な体の使い方の強さと美しさみたいなものを深く再認識していたのです。
柔道とか相撲とか剣術とか重心を低く構えた地に足がついた身体の攻撃性と柔軟性。
いや、あれマンガじゃない、という声も出ましょうが
あの漫画に出てくる方々ってちゃんと戦前の日本人の体形で胴長短足に描かれていて、
なのに非常に美しいのです。
江戸時代まで男って「床の間に座らせて座り映えがする」(胴長短足で顔でかい)のがイイオトコ、っていう美意識だったのですよ。
戦争に負けたからって自分たち本来の姿の美しさや強さ、体の使い方のメソッドの良さを捨ててしまったら勿体ないなぁ、と。
うちの民族にあった体の使い方って、今捨ててしまったらもう取り返しがつかないような気がする。
そんなこんなで久しぶりに古武道的な身体の使い方についての興味も再燃しています。
追記1
けっこう難しいので、この椅子に座って呼吸を背中に通す方で慣れようと思う。
追記2
この川津康弘先生は前に「掌こすり300回」のお話の時に一度紹介していました。
この先生、好きかもしれない。