夢を見たので記録。

 
昔タイルメーカーの大塚オーミが渋谷の NHK の向かいに持っていたような小さな2階建てのギャラリーに入った。
そこはギャラリーと制作スペースやカフェスペースを併せ持つようものになっていて
一般の人たちが楽しく絵を描いてるような活動をしていた。
1階に絵を描いている人たちがいて2階はちょっとした展示スペースになっていて
その展示の中にも絵を描いている人の中にも私は友人知人がいるようで
そういう人たちとはちょっと話をしたりしている。
みんな女性。
 
帰ろうとして2階から階段を降りかけた時、書籍を見たりカフェスペースになっているところで1人知人の女性がなにやら人生相談みたいなことをしている。
そのその相談をしている人のことを「あの人の家はあーだからね」みたいにお互いの友人である誰かがぽそっとその人の近況を話したりしているのを聞くともなしに聞きながら帰ろうとして入り口に向かったところ
なぜか私の昔の彼ちゃんが帰ってきた。
 
ちょっと変な感じなんだけれども
その私の彼ちゃんはここの雇われ管理人みたいなことをしているようで、ここに住んでいるようだ。
帰ってきて他の女性達にどこ行ってたの?みたいに声をかけられていて
何やら買い物にふらっと出ていた、と話している。
「ちょっと冒険しちゃったんだけど靴を買った」と言っている。
私は本当はその彼とは会いたくなかったし、
向こうも私がここに来ているのは迷惑に感じているだろうと思って早く帰ろうと思う。
周りにいる人たちは私達が非常にこじれた関係を昔持っていたということを知らないようで、お互い顔見知り同士の二人というような認識。
 
お互い気まずいな、という気持ちを抱きながらも彼のいる場所を通らなければ出口にいけないので彼らか話している場所に通りかかる。
そこで彼が「冒険した」靴を人に見せていて、私も見るのだけれども
 
どこからどう見ても女ものなんです、それが。
いかにも女物、というようなサボと、ちょっとドレッシーな感じのサンダルなんです。
足の小さい人、だったけどね、確かに。
 
そして彼が無邪気にちょっと冒険したんだけれど買ったという風に見せているものに対して、私はぼそっと「これ女ものじゃない?」と口に出して言ってしまうんですね。
 
口に出して言った瞬間
彼は割とおしゃれな人だったので、そんなことは気にしないで買ったのかもしれないし・
もしそれが本当に女物だとしてもそれも分かって買っているのかもしれないし・ 
わからないで買ったにしても、それでも迷って冒険だと思って気に入って買っているのに余計なことを口を滑らせて言ってしまった、
悪かったな、と思う。
 
あー、そのことだけ、余計なことで口を滑らせて悪かった、そのことを謝りたいなと思う。
 
その彼はスペースにいた人たちとちょっと話し合いがあるようで丸テーブルについて小ミーティングを始める様子。
タイミングは悪かったのだけれども、
本当に悪かったなと思ったので
「ごめん、ちょっと話したいから外に出てくれない?」という風にお願いをする。
 
彼が話し合いをしている間、私も終わるのを待って他のテーブルについて人と雑談をしている。
と、ぽん、と彼が私の後ろ頭を叩くので一緒に外に出る。
私は買ってきた靴のことに対して余計なことを言ったことだけがとにかく申し訳ないと思ったので
「余計なことを言ってごめん、ただそれだけなんだけれど」と謝る。
本当にそれだけだったので、話の間がもたなくなってしまった。
お昼休みに何かご飯でも買いに行くような恰好で出てきたので、渋谷駅あたりまで所在なしに一緒に歩くことになる。
 
彼は自分の近況を「俺の方は大激変だよ!」という風に話す。
どうしたのかな?と思って言葉を待っていると
お母様が倒れてしまって介護生活が始まった、とのこと。
彼は実際は弟さんがいらっしゃるのだけれども、私の頭の中では母一人子一人という設定になっていて
彼しか子供がいなくて彼は独身なのにどうしているだろう?と気にかける。
「介護施設に入ってもらってる。けどさ、でもやっぱり介護は大変、介護は介護だよ」
というような話。
もうこの年齢になると私の周りの友人達も介護の話ばかりなので、
もう年齢的にみんなそうだよ・誰でも通る道だよ、というようなことを友人として励ます。
 
彼はどこか用事か買い物に行くためそのまま別れる。
昼時だから一緒に飯でも食おうか、という話とかあるかな?と思ってちょっと警戒したんだけれどもそんなこともなく。(笑)
警戒していたというか、ちょっとこちらも身構えてた気が緩んだ。
あ、誘ってこなかったな、という風に安心するようなホッとしたような、寂しいような感じもしている。
 
それから時間が飛んだか場面が飛んで、
私は東京の実家のそばの鹿島建設の社宅の高層ビルと区立公園の間の道をてくてくと歩きながら彼と会ったことを頭の中で反芻している。
私たちは別れてから実際に本当にただの1回もこの10年会ったことはないので、会えたこと話ができたことについて感慨深く思っている。
 
もうこれで彼と私の関わりやわだかまりのようなものは全部終わったな、と思う。
そう思いながら目白通りの信号で信号が変わるのを待っている。
斜め前に自分の実家が見える。
この辺は全部リアルな本当の私の実家周りの位置関係と風景。
 
信号待ちをしている間に「このままただ家に帰るのも馬鹿馬鹿しい、仕事でもしに行こう」と思って
家に帰らないで信号を渡って中野行きのバスのバス停に向かって歩いて行こうと思っている。
季節は気持ちの良い初夏の日本晴れの日。
 
そこで目が覚めた。
 
初夏のとても天気の良い、気持ちの良い日だった。
彼は実際のお気に入りの白地に沈んだ赤で花の絵が書いてあるアロハに白のバミューダパンツというお得意の格好をしていた。
自分がどんな服装をしていたかは覚えてない。
 
自分と彼の共通の友人のような女性達は誰も実際の知り合いの人物ではない。
ギャラリースペースのようなところになっている大塚オーミが持っていたギャラリーの周りから渋谷まで歩く道や
私のうちの実家の周りの風景は実際のものに大変に近かった。
 
この彼は、今となっては全くどうしてあんなに好きだったのか本当に思い出せない人なんだけれど、私の現在のラスト彼氏です。 
 
もちろん悪い人だったということはないんだけれども、
友人としてはとても仲が良かったのになんであんな狂ったように好きになってしまったのかどうしても自分でも解らない。
どこが好きだったかも全く思い出せなくて、真面目に呪いにかかったのかも、と思う。
 
周りの人にずっと秘密にしながら4年ぐらい付き合っていた人で
その共通の友人に秘密にされているというのが嫌で、もっときちんと関係に向き合って欲しくなったら話がこじれて(笑)
結局彼に「お前のことなんかただの1回も好きじゃなかった!」というとても酷い言葉を頂いてびっくりして別れた・
という、私がこのブログの前にやっていたブログを書くきっかけになった記念すべき男性です。(笑)
(そのへんの話は長いからまた書きます)
 
私は今日4時に起きてしまって
寝るのももったいないので瞑想をしてストレッチをしていたら
ちょっと寒いからかまた眠くなってしまったのでもう1回二度寝をしてしまったのでした。
で、
起きたら9時になっていて「ヤッてしまった!」と思ったんだけれども
この夢を見られたから良かったです。
 
本当に、この夢であの彼との今生のしがらみも終わり!ということでしょう。
そしてまたブログなんか書き始めていよいよ時間を浪費してるわけですが、
書いて心を整理するのは本当に大切なことだから、これもこれで良い。
 
 
 
殺風景だからボツになったままの卵3つオムレツ昼食の画像でも。