は~~い、クリスマスイブですね。
そんな今日のお昼は自分で作る豆乳ホワイトソースでのブロッコリーのホワイトソース煮。
グラタンにもなる。
玉ねぎみじん切りを炒めて炒めて・小麦粉と絡めて豆乳入れてとろみ出しながら塩か味噌かと胡椒入れるだけ。
私には簡単だけれど姉に作り方を言ったら「もう『みじん切り』ってだけでダメ!」だそうだ。
確かに「くみんちゅ」さんのレシピを知って自分で作るようになるまでは自分でホワイトソースを作ろうなんて気にはならなかったよ。
慣れちゃえば簡単だけどね。
「ホワイトソース系食べたい!」と思ったら玉ねぎがあれば即できて、買い物に行かないでいいという方が私には市販のホワイトソースを買いに車を出すよりずっと楽ちん。
で・当然自分で作ったほうが美味しい。
ホワイトソースと言えば、
子供のころこの山梨の家に子供だけで預けられていた時に
祖母がシチューをホワイトソースから作ってくれたことを思い出して祖母の手間ひまと愛に感じ入ったことがある。
今にして思うときっと、東京育ちの孫たち(伯父の子供達も来ていた)が喜ぶように頑張って作ってくれたんだと思う。
母方の祖母は福島の出身で、
小さいときに炭鉱の監督をしていたというお父さんが炭鉱事故で亡くなって
長女だったので子供のうちに東京に女中奉公に出たそうだ。
実はそのお家が日本画家の大家 伊藤深水先生のお家で、
田舎出で小学校もろくろく行かせてもらえなかった祖母は家事・礼儀作法といっしょにシチューやコロッケのようなハイカラな料理を仕込んでいただいたようだ。
山梨の家には祖母たちの結婚の時に深水先生がお祝いに下さったコーヒーカップのセットが戦火を逃れて今も健在であります。
自分でホワイトソースを作っていると
祖母が私達が喜ぶように一生懸命自分の頭の引き出しからハイカラな料理を出してきてくれた愛情と
祖母の苦難多かった人生を思い出してしまい
胸がいっぱいになってしまう。
自分が自分にホワイトソースを作っているのだけれど
その都度声に出して「おばあちゃん、ありがとう!」と言ってしまう。
そんなように作るから、まずいはずがない。
お昼はご飯を仕込んでグラタンライスになりました。