葉物野菜の高さがやっと落ち着いて、

今年も来ました・青泥再開の季節。




ほうれん草・空心菜・小松菜・チンゲン菜・キャベツ・レタス、(これで120gくらい)

グレープフルーツひと房、100%果汁リンゴジュース少々、粗塩少々。

これらをミキサーでガーッとして400ccくらいになっているかな?

野菜そのままの量だと25㎝くらいのお皿山盛りいっぱいのグリーンサラダの量になる。

 

一時期それは熱心に1日2回青泥を食べていたのだけれど、だんだん飽きて食べられなくなって

その後はお皿いっぱいのグリーンサラダで野菜を補給することにスイッチしたのでした。

それが今度はグリーンサラダを食べることに何となく飽きた。

咀嚼するのが面倒くさくなったのかもしれない。(それも危険な気がするけど)

 



400ccくらいになるかな。
洗って前は布巾で包んでよく水気を切っていたんだけど、今はザル2つを合わせた中に入れて振るだけにしたから、ある意味水っぽくなっている。
背後に見えるのは末期癌を「癌に愛を送る」で完治させて35年の寺山心一翁氏。

久しぶりに作った青泥は水分量が多くて、前のようにスプーンですくうのではなくガラスボウルやカップに入れてぐ~っと飲む。


あ、なんかいい感じ。

 

それで空いていたお腹も落ち着くし、

落ち着いたお腹でゆっくり咀嚼しながら玄米ご飯を食べられる。

(こちらはまだ生玄米に復帰していない。寒いから復帰しなくてもいい)

 

私は2014年の夏に自分の畑で取れ過ぎた葉物野菜をどうしていいかわからなくて、

大量に生野菜は消費できそうだと思って前から知ってはいた西式甲田療法の「青泥」を試すことにしたのが青泥の事始め。

たまたま着物つながりで読んでいたブロガーさんが「西式甲田療法」や生菜食を楽しそうになさっているのを読んで、

「擂った青菜と粉に挽いた生の玄米」という「鳥の餌か!!」と突込みたくなるようなストイックすぎる西式甲田療法の食生活に対するイメージが覆ったのがきっかけでもあった。


西式甲田療法自体は2001年あたりに断食を始めたころにインターネット経由で知ってはいたけれど

食べる喜びを一切あきらめなきゃならない修行のようなストイックさなので、食べるのが好きな私にはとてもできないと思い

本当に難病になってしまったときの最後の砦くらいに考えていた。


その後、月経随伴性気胸という変な病気になってホルモン治療を始めたり

2006年ぐらいには何が何だかかわからないけれど異常な倦怠感と足にたくさんの赤い内出血ができたのに脅かされて

お灸と半年ぐらいで終わったけれど一時はとてもまじめなビーガン食で、結果どうにか回復したり

(あれなんだったんだろう。いろいろなことを並行してやったので何が決め手かわからないがなんで治ったんだろう?)

定期的に断食を繰り返したり、と食養生や健康について図らずも徐々に経験値を積んでいった。

そんな流れでさしたる健康の不調もないのにノリで2014年に西式甲田療法を試すことができたんだろう。

 

こうやって思い出しながら書いていくと、私の健康方面の探求もなかなか長くなっているということが解る。

今も股関節や腰が痛い、というような不調はあるけれど

どうにか内臓関係のトラブルに襲われていないのは

元々の丈夫さに加えて節操のない健康オタク的振る舞いもそれなりに小石を積むように積みあがってきていることがあるんだろう。

 

青泥の話に戻すと、

青泥を始めて、一番人に言われたのは「顔色」だ。

自分のブログを読んでも始めて10日で顔色が良くなった、と書いてあるし

その後真面目にやっていないときでも何年かぶりにあった人や昔からの知り合いにしみじみ「顔色が良くなった」「顔が白くなった(前はどす黒かった)」と言われた。

私は顔色とは皮膚の色が関係あるのではなくて「血流」「血液」の色が影響するんだと思う。

 

青泥には

〇食物繊維・カリウム・マグネシウムが腸の蠕動運動を促して排便をよくする

〇ビタミンB1、B2、C、E、K、D、βカロチン、ニコチン酸、カリウム、マグネシウムカルシウムなど豊富なビタミンとミネラル摂取

〇上記ビタミン類が活性酸素の害を抑え抗酸化作用を働かす

〇血液の浄化と血管の強化

〇体内のインターフェロンの増加

〇白血球の働きを強める

働きがあり

しっかり飲んでいればそれは当然血液がきれいになるわけです。

 

私は西式甲田療法では、というかほとんどすべての健康食養生でNGが出ている「砂糖」「甘いもの」がやめられないし

お酒だって飲みます。

だから本当はせめて青泥くらいは毎食飲んで少しでも体内環境を良くしておくというのは大事なんですよね。

さぁ、今シーズンはどこまで続くかな?