昨日は早朝に目が覚めたまま二度寝しなかったので駅そばの鎮守様までスロージョグに行けました。
ジョグのコースで目に付くのが ヨモギ・スギナ・ドクダミ、という
お庭をきれいにしておきたい人たちにとっては厄介者でしかないらしい雑草たち。
しかし私にはこの3種は輝いてすら見える。
君らは断じて雑草でではない。
ドクダミは葉はデトックスと浄血のお茶に、お花は焼酎に入れて虫刺されの薬になる。
ヨモギは言わずと知れた「モチ草」で美味しい食材、沖縄では「フーチバ」として野菜のカテゴリーに入っている。
こちらも浄血作用があるし、生のまま揉んでケガしたところにくっつけて血止めにも使う。
最近自分的に大注目のスギナはカルシウムと珪素の宝庫で、乾燥させて粉にしたら抹茶のような味わいらしい。
抜いても抜いてもしぶとく生えるのは、それだけ繁殖力・生命力・植物の持っている力が強いから。
スギナの粉末が美味しいものだったら、
鹿害で何もできない畑を上記の3つの野草と日蔭はワラビとコゴミの株でも植えて
ヨモギやスギナの粉末やそこにドクダミを入れた「毒だし茶」でも作る人になろうかしら。
動物どもがわざわざ畑の野菜を食べてそれらの野草には目もくれないのだから、こっちは人類の英知で逆にそういう野草、雑草を食べるという風に回帰してやろうかな。
奴らにはまったく意味のない草地がこちらには実は大事な畑になっていた、なんて痛快じゃない?
ところでこの役に立つ植物たち、ヨモギ以外はうちの敷地に生えてくれない。
昔は家の裏にはドクダミは生えたそうなんだけれど、母が躍起になって抜いたのと日当たりが変わったからか、今は出てこないし
昔移植してみたけれど根付かなかった。
うちはとにかく笹、笹、笹、それから日当たりの良い庭の砂利にはこれも抜くのに苦労するオオバコばっかり。
実はオオバコも葉は食べられるし、かつて酵素飲料の断食セットを薬局で買っていた時に
補助食品でオオバコの根か実の粉末が付いてきていたので、これも調べ直してみよう。
大っ嫌いで邪魔な笹にもなにか利用価値があればいいのだけれど。
今のところはパンダでも飼わない限りは利用法がない。