4月19日の朝は夢見が悪くて凹んで目覚めました。

単なる夢記録なのでそのおつもりで。

 

 

近代的な病院の大きな部屋に、白い病衣を着せられてたくさんの同じ年頃の女性(ティーンな感じ、自分もティーン)と詰め込まれている。

これから全員殺されるのだ。

しょうがないもの、と思って全員が淡々と死ぬのを待っている。

 

ガスか薬剤飲まされたかで、気が付いたらみんな折り重なるようにして倒れている。

自分も倒れている人と人の間に居て、看護婦さんたちがみんなの生死を確認している。

私は死んでいない、ぴんぴんしている。

 

「あ~、このこ生きてるな」

「手をね、こうやってこわばらせて開いておいてね。

そうするとそこに先生が注射をするので(楽に死ねるから)」。

ちょっと同情された感じで優しく看護婦さんが言う。

 

そこで掌の、指を全部開いてヒトデのようにしてそのまま倒れていると

白衣の、ちょっと長髪の白髪のお医者さんがやってきて、指の股の水かきのところを狙って全部の水かきに注射をする。

 

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今度は病室のベッドの中で目が覚める。

まだ生きている。

目が覚めたのを看護婦さんに確認されると、今度は液体洗剤を飲まされることになる。

普通の「液体トップ」とかそういう感じのボトルから蓋に洗剤を注がれて、

ぐいぐい口に押し付けられる。

 

これはちょっと嫌だな、と思う。

 

そして稲妻のようにひらめく。

 

「アタシ、なんでおとなしく殺されるままでいるの!?」

「嫌だったら逃げていいんじゃない!!??」

 

そこで押し付けられている洗剤のキャップを押しのけて、

裸足で病室の外に走り出して、

病院の廊下を普通に歩いている人たちに向かっていく。

 

3,4歳くらいの女の子を連れたお母さんらしい人に

「ここの病院、私に洗剤呑ませて殺そうとしています!

お嬢ちゃんも殺されちゃう!!」

と叫んでいる。

 

看護婦さんに取り押さえられて抵抗しているところで、起きました。

 

 

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まぁ、起きてどんよりと凹みましたよ。

 

つぎつぎ殺される、を繰り返すという夢を見る人はよくいるらしいけれど

(懐かしいところでは「僕アニ」の龍さん。

殺されては次の生まれ変わりの人生の死に方を延々観るという辛い夢を見たことがあると、どこかの記事で書いていらっしゃいましたね。)

なんだろうな、この「わたしを離さないで」(カズオ・イシグロ著 日本のドラマもアメリカの映画もできてますね)みたいな

最近出回っている幼児の松果体売買の闇、みたいな夢は。

 

体感で残っているのは

病院特有の消毒液の匂い

死んだほかの人たちの体の重み

看護婦さんたちのふわっとしつつも体力のある体の圧

両手の指を必死に開いているときの手のツッパリ感

目を覚ます時の普通に朝目覚めたときみたいなスッキリした辛さも痛みもない感じ。

 

指の股の水かきにされた注射はちょっとチクッとして痛くはなかったけれど感覚はあった。

 

死ねないことの苦しさ。

 

まぁ分析不明な夢ってことで。