一昨日のこちら。


 

なんとキム・カーダシアン嬢、ご自身の下着のブランド名を改めることにした、とツイート。

 

 

 

炎上商法だったのでは、という声もありますけれど、

ここは迅速に私達着物文化を愛する世界中の人の #KimOhNo!の声を素直に聞いてくれた度量にまずは感謝しようじゃありませんか。

 

そして3つのギフトが私達に残りました。

 

1つは、「声を上げたら聞き届けられることだってある」という成功体験です。

これ、すごく大きい。

私、こういうのの署名で初めて嘆願が通ったかもしれない。

「届くこともあるんだよ」という体験、「届くこともある世界に生きてるんだよ」という実感、

これ、すごいギフトです。

私、これから変だとか嫌だと思うことはちゃんと声を上げよう、と希望を持って決意しました。

 

2つ目は、みんながこの「黒船来襲」で自分と着物文化について深くでもちらっとでも考えてみるきっかけになったこと。

まったく着物を着ない私の姉すら私のインスタ写真を見て「私は(姉)着物持ってないけど、ピンクハートしたよ」とlineくれたりしました。

ツイッターでもこの騒動で「自分は着物文化とどのような関わりがあるか」とか「できるだけ着物を着よう」とかの声を読みました。

 

3つ目は#KimOhNoのタグでたくさん着物を愛する、着物文化に敬意をもつ世界中の人々の素敵なインスタをみつけられたこと。

みんな可愛いやら綺麗やら。海外からの投稿、外国の人の投稿も多くて嬉しかったです。

 

イギリス出身の着物愛好家(研究家?)シーラ・クリフさんの投稿を見つけて喜んでいたら、

姉が「母校の先生で、母校の周年記念で講演をされて懇親会でお話した」と。

え~~~いいなぁ~~~~~~。

 

イギリス出身の着物研究家 シーラ・クリフさん

 

 

ということで、終わってみれば「黒船ありがとう!」みたいな顛末でした。

 

私、いい世界にシフトしてきているような気がする。