(下書きに入れておいたつもりが公開になっていた。笑い泣き

まぁ「イイネ」つけてくれた人が居るのでもう公開にしちゃう。

akikoさんのガイドしてくれた方法で「前世」らしきものを視ると自分が不思議と癒えるので、練習がてらワークすることにしました。

公開しなくてもいいけど記録はつけようと思っていたので書いていたんだけど・

白昼夢みたいなものです、そのつもりで読むなら読んでくださいませ。)

 

 

大きな満月が見える。

河原に風に吹かれて1人で座っている。

どこですか?と意識に尋ねたら「アルゼンチン」。だそうだ。

 

私は何処に居ますか、「私」をみせてください、とオーダーしたら

河原に1人で座っているらしい男の子の背中が見えた。

行くところがない、どうしていいのかわからなくて座っているらしい。

 

どうして座っているの?お母さんは?と訊いてみると

今度は木造の粗末な小屋、「押上げ窓」っていうのかしらドアが横になったみたいな、

ただ押し上げて木でつっかい棒をするようなまどが開けてあって、

その窓のそばに立って外を見ている男の子が出てくる。

全部で10畳くらいの本当に小さな部屋。

お母さんは?お父さんは?とまた訊いてみると

ベッドの中に横たわった顔色の悪いゲッソリ痩せた女の人の顔が出てくる。

顔色が悪い、どころか灰色の顔でぴくりともしなくて、ああ、これは病気で寝ているのでなくてもう死んじゃったんだな、と解る。

「お父さん」みたいな人はいないみたいで。男の子はもうどうしようもないので、ただその小屋を出て歩いていく。

それで今、この子は河原に座っているみたいだ。

 

強い風に吹かれて、何をどうしたらいいかもわからない。

この子を笑顔にしなきゃ、笑顔にしなきゃ、と思って「どうすれば?」と思う。

暖かい火、焚火の映像が浮かぶ。

焚火にあたっている。

 

なんだか放浪者みたいな、中年手前くらいのポンチョに帽子の男の人の焚火に近づいていって、一緒にあたっているみたい。

昼間になって中年男、寡黙な感じで無精ひげで物静かな、というより人とあまりにも一緒にいなかったのでコミュニケーションのスキルが全然育たなかった感じの人、 は男の子を連れて一緒に移動してくれている。

 

酒場みたいなところで子供に何か食べさせて、自分も何か飲んでいる。

そこのおかみさんみたいなオバちゃんがなにか言っている、

「子供いるなら定住しなさい」的なこと?

さすらい人の中年男はどこか牧場みたいなところで仕事を持てたみたい。

わらが積んである部屋に子供と横になったり、

外で畑を耕したりしている。

・・・・・このあたりで、というか中年男が出てきた時点で意識が中年男の方にシフトしてしまう。

 

酒場のおかみさんだか誰だかに世話してもらったのか、恰幅のいい、でも結構美人な女の人が一緒に住んでくれている。

子供の世話もしてくれて落ち着いたみたいで、暖炉に大きな鍋がかかっていて何か煮ている、その火をじっと見ている。

 

・・・・・・・そこでこの中年男、なんか定住しているのが嫌になったようで、ふら~っと旅支度をして朝、出ていこうとする。

ここで私、「ちょっと待った~!!この男を出ていかせてはいけない!!」と思う。(笑)

 

この男が出ていかないようにするには、退屈しないようにするには、村落に定着するには、、、、

とちょっと「念じる」。

 

道の彼方に視線をやっていた男、なんとなく回れ右をして家の方に戻っていく。

気配を感じて奥さんが飛び出してくるところ。

 

そうだ、この男になにか作らせよう。

退屈させなきゃいいのだ、と(私が)思う。

次に視たシーンは、暖炉のそばで座りながら中年男は何かをナイフで削って作っている。

なにかな?小さなものだ。

そのうち削っているものは木のボウルのように大きなものになり、

だんだん木像みたいなさらに大きなものになっていく。

(大工仕事は?と思ったが大工しているシーンは出てこなかった)

 

中年男、腕前を上げたみたいでとうとう教会に飾るマリア様を彫ることになる。

一生懸命彫っている。

 

完成して幌馬車みたいなものに乗せて、集落の人何人かで一緒に運んでいく姿を視る。

中年男は凄く寡黙で、照れちゃって黙っているが、恰幅のいい奥さんが「まぁまぁおかげさまで」みたいな感じの会話を村の人としている感じ。

 

その日かどうかわからないけれど、無事に教会に男が彫ったマリア像が飾られている。

立像でなくて半分レリーフのようで、高いところの壁から、ななめに人を見下ろすような感じで飾られている。

そこの下に中年男、立つ。

 

この中年男、寡黙な、言語化が全然できないような感じの人なのでこの人が何を考えているのかは、言葉ででてこない。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」って感じなのだ。

でもこのマリア像を無事に作れた事、作って教会に飾れたことで地域に自分が本当に受け入れられたというか、やっと根ができたかな、みたいなことを感じているのが伝わってくる。

 

そうしたら。

 

男が作ったマリア像が白く光り輝いて、ぶわっと大きくなって、壁からぐぐぐーんと男の方に降りてきて、

男に覆いかぶさるような、男の胸めがけて飛び込んでくるような感じで男を包み込んでしまう。

 

この包み込まれるときに男の視点に居たので、その神々しさと至福と愛に圧倒されてしまう。

真っ白な光が胸めがけて飛び込んできて、つつまれて、すべてが真っ白な光になってしまって、目がくらみながら

「ああ、これでいい。」と思っている中年男の意識を一緒に経験している。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

前世だかなんだかわからないし、最初は子供の方に意識が入っていて、だんだん中年男の方に意識が入ったりして、

「視た」のかどうかよく解らない。

 

でもマリア像が白く光るマリア様になって胸に飛び込んできたシーンは圧倒的で、

「ああ、これでいい」「ああ、なにも間違いはなかった」と光の中で中年男の心が叫んでいるのを一緒に体験して、

 

もう妄想でもなんでもいいや、と思った。

こんな妄想を故意にできるとしたら、あたしってすごいと思うし。(笑)