やっぱりまだ運転免許証が見つからないので、お買い物に行けません。

歩いていくなら一番最寄りのスーパーで片道30分くらい、朝スロージョグで折り返し地点の神社のそば。

もしかして明日以降見つからなければリュックしょって走って買い出し、なんてことになるのかなぁ。

 

(ここまで探して家の中に無いならどこかに忘れた、落としたというのは?ということもあるのですが

「いいことしか考えない・絶対」のお告げ(笑)とキネシオロジーでは「家の中にある」でOKが出てるので

家の中から出現することだけを考えています。)

 

まいっちゃうというか笑っちゃうというか、このタイミングで家の中の買い置きの食材をほとんど食べつくしてしまっているのです。

 

お昼はご飯を炊いて、1膳ぶんだけ酢飯を作って納豆と胡麻と刻み海苔を盛大にかけて、納豆丼と

トマト・キュウリをサイコロに切ってピーマンも小さく切ったのを自家製オニオンドレッシングと美味しいオリーブオイルで。

酢飯って本当に偉大、単なる納豆ごはんが酢飯なだけで「朝ごはん」感がなくなるものね。

 

晩は・・・とうとう本当に買い置きの野菜がなくなったので、

庭に生えているものでなんとかしよう、という発想になった。

 

庭に生えているフキ、タンポポの葉、プランターに生えているニラ、を摘んできて

 

・フキはきんぴらに(生まれて初めてフキを自分一人で料理した~)

・ニラは湯がいてちょっと残っていたシーチキンを乗せてマヨネーズとお醤油をたらり

・タンポポの葉は生でも湯がいてもかなり苦いということが解ったので、湯がいたのを味噌と蜂蜜で甘く仕上げて胡麻をまぶして箸休めに

・冷蔵庫の奥の方で眠っていたお豆腐を水切りして片栗粉を付けてたっぷりの油で焼いて、だしの元と砂糖と醤油で揚げだし豆腐風、

・キュウリにちょこっと梅干しをちぎったのを乗せて控えめ梅きゅう、

に白飯。



(茶色と緑ばっかり。
器もなんかそんな色ばっかりだなあ。
瑠璃釉の小鉢とか青磁の皿とか黒土焼き締めの小鉢とか作ろう。)

 

あれ?なんかおふくろの味系の居酒屋みたいでいつもより品数が多くなってしまった。

見た目は茶色と緑物のばっかりで、ちょっとトマトの1,2切れでもキュウリの横にでも出せばよかったんだけど。

日本酒が欲しいようなメニューだけど、呑むなら梅きゅうをちゃんと梅干しと醤油麹でたっぷり味の付いたものにしたりタンポポの葉の箸休め増量か、作りおきの大根と人参のナマスを出すかな。

 

豚「きのう何食べた?」の影響で脳内でシロさんの声で料理の実況をしながら作っていたら

思いのほか楽しくて集中してできたんだけれど・ちょっと楽しくやりすぎで時間を食ってしまい

夕ご飯の後に作業に戻れない遅い夕飯になってしまいました。

 

(あの西島秀俊さんによる楽しさと臨場感と緊迫感と達成感のある生き生きしたシロさんの脳内でのお料理実況も、あのドラマの魅力の大きな要素ですね。

もう原作読む時もあの声、あの臨場感で脳内再生しちゃうもの。

あのドラマでの西島さんの実況を聴くまでは、私の脳内で原作のシロさんはもっとジジむさいというか、淡々と料理をしていたのよ。)

 

ちょうちょタンポポの葉がこんなに生でも湯がいてでもにがいなんて全然知らなかった。

今まで旅館の「山菜天ぷら」ででてきて食べてたような気がするけど、にがいなんて思ったことはなかった。

ちゃんと花が咲いていた株の葉っぱを採ったので他の区さと間違えたりはしていないはず。

ただこのタンポポの葉のにがさは「良いにがさ」で、

グリーンサラダにちょっとメリハリを付けたいときとか生でいれると良さそうだったり

今日みたいに湯がいて甘味噌で食べるのもオツで、これにクルミなんか入ったら大喜びだわ、と。

 

そしてこういう献立だからなのかタンポポのにがさが友を呼ぶのか、

食後はお婆ちゃんが煎れてくれたみたいな渋い渋い日本茶で〆たくなった。

 

にがいとか渋いとかを美味しいと思える舌を育む日本食って、素敵だよね。