ヴィパッサナー瞑想合宿の感想は9までで終わり。
ちょっとだけ日々の生活のことや出来事を書いて終わりにします。
持ち物等について
前回合宿で持っていたものをベースに、前回使わなかったもの(セーターやスパッツの予備)を抜いて絶対に次は持っていこう!と思ったものを足して、しかも合宿後その足で大分に営業旅行に出るための用意を加えていきました。
次回絶対持っていこう!と思ったものは「シートマスク」。
美容液がマスクに浸してある、あれ。
前回、菜食&少食でスリムになったのはいいけれど乾燥でお肌がカラカラになって人生最深と言えるほどのふか~~~~いホウレイ線が出来てしまって、合宿終了直後はとにかく女っぷりが激下がりだったのでした。
ちょっと昆虫とかミイラみたいで。
今年はそのあとすぐに友人達とも合流だから、あんまり病的に見えたり不幸そうに見えたりしたらヴィパッサナー瞑想のためにも良くないのでマツモトキヨシの30枚入ったお徳用のシートマスクを買っていきました。
朝か晩の自力整体をする時にマスクをしながらやったりして、とにかく毎日しました。
それもあって今回はぎょっとするほどパサパサした女にはならずに済んで帰ってこられました。
これは絶対次にも持っていこうと思うアイテムでした。
今回持って行って使わなかったものはステンレスの魔法瓶の水筒。
なんとなく緊縮財政にしているのか、食べ物飲み物に対して注意書きや規制が前に比べて多くなっており、以前は許されていたことが今回できなくなっている、ということがありました。
そのひとつに「宿舎にお茶を持っていかない」という指示。
そうすると水筒で持ち歩いていいのはお湯と水だけになり、そこまで寒い時期でもないので私は初日に捨てそこなったペットボトルに水を入れて宿舎で飲むようになり、水筒は全く使わないで済ませました。
水筒はかさばるからもう持っていくのやめよう。
ちょっと緊縮財政気味??
前の項にも書きましたが、なんとなく気持ち緊縮財政気味なのかな?という感じがありました。
「お茶を宿舎にもっていかないで下さい」「お茶は食堂で飲んで下さい」
「牛乳・豆乳はお茶に入れるのみにご使用下さい」(つまり牛乳・豆乳だけ飲むな)
「(食事の時おかずは)少しずつおとり下さい」等々食べ物に関する注意書きが増えていました。
前はすぐに目につくところにあったシャワー棟の重曹もやたらと使われないようにか、掃除用具と一緒に奥の目立たないところに隠すように置かれていて「ん?」という感じ。
確か京都の合宿所に1人用の瞑想シェルを建設するために寄付をずっと募っているので、それの完成に向けてやりくりしているところかな、とも思いました。
あれだけの素晴らしい施設を暖かく暖房も入れて使わせていただいていて、食事だって温かくおいしく心のこもったものを充分にいただいているので、不平不満はもちろんありません。
感謝で利用させていただくだけです。
ただ、日本の景気の悪さがドネイションに響いているのかな~?なんて心配になってしまいました。
【後日談】
合宿終了後にカフェで爆裂トークをご一緒させていただいたコース歴5回、奉仕歴はキッチン・キッチンマネージャー・コースマネージャー、と3回で大ベテランのWさん。
彼女のお話によると世界中にあるヴィパッサナー協会の総合では、日本での寄付はランキング1位か2位とかなり上位につけているそうです。
弱くなったとはいえ日本の¥パワーはまだ健在なのと、日本人独特の「ある程度は出さないと申し訳ない」の意識でひとりひとりの寄付の額が多いということでした。
じゃ~やっぱり瞑想セル実現のために節約モードに入っているのね。
先生がフレンドリーになってた。
今回の指導者は前回と同じTご夫妻だったのですが。
なんだか奥様先生が前よりゆるく明るくなっている感じ。
前回は私も初めてだから緊張していたのかもしれませんが、奥様先生の方は静かな中にも厳しい、という印象がありました。
それが今回は瞑想中の生徒さん達との一問一答の面談の時に笑い声が起こっていたり、なにか柔らかい。
今回の「新しい生徒さん」のキャラクターのせいなのかな、と思ったりしていたのですが、「聖なる沈黙」が解けた後のランチの食堂に先生自らがいらっしゃって気さくに生徒さんに話しかけ下さったりして、やっぱり前回と全然違う。
私も「前にもお会いしましたよね?」と話しかけられて、瞑想の時には前の人にかぶって全く先生のことが見えない私はその方が先生だと気がつかなくて「前のコースマネージャーの方ですか?」とか全然見当違いなことを言ってしまったりしましたが。
前のコースの時と今回と2回、続けて会えるというのははやり「御縁」ですね、ということで指導のダンマシートに座られているときとは全く違う印象で明るく気さくにお話してくださいました。
私自身が変わったのもあるし、2回目なのもあるし、そして奥様先生も何度もこのコースに指導者として参加されてさらに精進が進んだのでしょう。
Wさん情報によると、Tご夫妻は旦那様は翻訳のお仕事、奥様は合宿所近隣で古民家カフェをされているとか。
このコースは裏方さん(奉仕者)も指導者も全員がボランティアなのでコースに参加している間は仕事もできないため、会社にお勤めしているような職種ではこの活動はできにくいです。
合宿所付近に住んでコースのためにすぐに飛んできてくれるコース卒業生も複数おいでのようです。
そんな暮らし方もいいよね。(*^_^*)
サルエル率高し。
サルエルパンツ着用者が増えてましたねー。
男女とも複数名お見かけしました。
着物のリメイクかな?というサルエルをお召しの女性もいて話しかけたかったんだけれど、機会を逃しました。
男性の一番の経験者の席に座っていたのが行きのバスでも目を引いたきりっとした短髪眼鏡男子の若者だったのですが、彼がまたとても綺麗なプリント柄のサルエルパンツをお召しでした。
よくあるアジアン雑貨のもののような雑なタイダイのレインボーカラー、とかそういうのでなくて具象的な柄で、とてもとてもおしゃれだったのですが男性は特に瞑想ホールでしかお見かけしないためガン見できず残念。
サルエルパンツ、蓮華座や胡坐にちょうど良いので瞑想向きですね。
私も次回はもう少し見てくれに楽しみを加えて自分で作ったサルエルにしようかな。(まだ作ってない)
次回は是非奉仕をしたいです。
今回も直前に「奉仕者が足りないので奉仕に回りませんか」というメールが来ていたのですが、自分がメンタルボロボロだったためにお断りいたしました。
でも今回「古い生徒さん」として少しコースの雑事をお手伝いさせていただいて、「やる仕事がある」ということの楽しさに目覚めました。
合宿後にヴィパッサナー瞑想を日常でうまく続けていくのは、日常の雑音雑事の中にどう瞑想を組み入れていくのかというのが結構大変なのですが、奉仕者ワークというのはその良い架け橋になるということです。
実際、奉仕の仕事をしながら合間合間に座るというのははた目には大変そうだけれど、日常生活に比べればぜんぜん穏やかそう。
合宿後トークの時に奉仕経験者のWさんや前回の合宿でもご一緒した若妻Yさんの奉仕経験を聞くと、「色々なことは起こるけれど、どうにかなるしいい経験になる」とのことで、
俄然次回は奉仕をやってみたくなりました。
奉仕経験者の方に質問ができるという場もあり、ちょっと「私オバちゃんだけど、大丈夫ですか?」と訊いてみたのですがー奉仕をやりたくないなぁと思っていたのには、時々聞こえるキッチンでの学生ノリのワイワイキャッキャとした若者の和気藹藹感が、私は若いころから苦手な感じのやつで、その中に入るのが最高に気後れしちゃったのでー
「オジイさんも来るし、できることをする感じだから大丈夫ですよ」
「食事の用意もメニューとレシピがあるから全然料理の経験なくても大丈夫です」
とのことでした。
俄然次回は奉仕者として参加してみようという気になりました。
合宿のコースが終わって、そのまま次のコースの奉仕者になるということも(面談があるんですが)できます。
私は大分の営業旅行が控えていたのでそういうことはできなかったけれど、1人お若い「新しい生徒さん」がそのようにして残るということで、とても大きな学びになりそうで羨ましかったなぁ。
奉仕経験者のWさんYさんと話していて「まだ自分には参加資格のない上級の合宿に奉仕者なら参加できる」という話もあり、奉仕には奉仕ならではの魅力があるなぁ、と思いました。
ってことで次回は奉仕!!でも次回参加は来年か今年の暮れでしょう。