さて・19.20日と寒天断食をして21日には断食明けにいきなり大量に梅干しと野菜を食べて腸内の宿便を取るという「梅大根流し」をしました。
やり方の詳しいものは過去記事にあります。
ごくかいつまんで言えば、2日くらい断食して、回復食一番に大根の水煮と梅干しと野菜を大量に食べるといつもでないような滞留便と思しきものが痛く無い下痢みたいな状態でガンガン出る、というテクニックですね。
今回私は大ぶりの大根2/3 梅干し8個、レタス・白菜・キャベツ・生人参・自家製味噌を用意しました。
最初にお水を500cc飲んで、大根の煮汁に梅干し3つをほぐし入れたものを500cc飲んで、
そのあとは梅干しを味付けに延々大根を食べ続けます。
途中飽きるので野菜にお味噌をつけてバリバリ。
今回はとにかく反応が遅くて、大根を2切れ残しただけでほとんど!食べてしまい、
最初に用意した葉物野菜も食べきってもお腹が動かないので前の時を思い出して生の人参を一本丸かじりしました。
そうしてみたらようやくお腹が少し動いてきたのでトイレに行ったら、
(以下リアルな表現しますので読みたくない方は読まないでね)
水状態のものに乗って、塊感のあるものがぼんぼんぼん、と複数出ました。
色とか香りは普通の時のものとはやっぱり違う。
その後5回ぐらいトイレに通って、本当に「水便」みたいなものに最後にはなってきてから
「打ち止め」にしようということでミカン1つ、リンゴ1/4を食べて豆乳生姜紅茶を飲みます。
なぜだかこうやって果物とチャイを飲むと「祝砲」が終わるのが不思議。
この「スッキリ大根」とか「梅大根」と言われているものって本当に不思議です。
普通断食直後に大量にこんなに食べたら胃腸が負けてしまうはずなのに、ぜんぜんお腹が痛くなったりしない。
大量にお便りが出ているときも全然痛くない。
それでいて、何か大量に食べたという事実はあるので、断食明けにあれもこれも食べたい、というような飢餓感も起こりにくいような気がします。
ただ3,4時間はトイレに行ってばっかりになるので暇じゃないとできない。
私は制作で忙しいのにやってしまったのはちょっと失敗だったかもしれない。
で、回復食は本当なら普通の断食のようにそろそろと、ゆるいお粥などから始めるはずなのですが・
今回私、久しぶりに失敗した。
梅大根を大量に食べてお腹が平気だったから大丈夫じゃないかと思って、
お腹が落ち着いてから灯油を買いに出たついでにコンビニに寄ってしまって
オールドファッションのドーナツとコーヒーをがっつり食べてしまいました。
おいしかった。おいしかったよ。(笑)
でもあとでやっぱり胃と腸の間のところが痛くなってしまいました。
2日してもまだ痛い。
呑みが続いてお腹が痛くなるときによく痛くなるところ。
ということで「梅大根」したって回復食がスキップできるわけではないんだ、というのが体験で解った次第です。
久々断食をしてみて、やっぱり私のような食欲の権化みたいな奴は断食をした方が良いと思いました。
断食しながら気分を盛り上げるために作業中に白鳥哲監督の「不食の時代」をDVDで流したり、西式甲田療法の本を食事中に読んだりして気分をアゲてみたりした。
西式甲田療法の食事のようにストイックな食べ方はまだとても無理なので、
せめて前やっていたように1か月から2週間ごとくらいに1日断食の日を設けるというのが実際的で楽な気がしました。
測っていないけれど、山登りしてからの断食2日で山登り前にちょっとだぶついていた体も引き締まって、なにより顔がシャープになりました。
顔はね~、「飲酒」を3日しなかったというのが一番大きな要因だけれどね。
昨日の晩に誘惑に負けて呑んだらやっぱりちょっとむくんで戻ったもの。
ここぞという「勝負」の時は2日前くらいに断食して前日は回復食にして戻してから臨むといいと思いまする。