万能酵母液。

玄米と、黒糖と、お塩とをお水に入れて発酵させた液体をさらにお水で希釈して発酵させた飲み物。

豆乳ヨーグルトが自分の視界に入ったころ、私は乳酸菌や発酵関係を農業や廃棄物処理に利用して未来に新しい扉を開いた飯山一郎先生のブログなどで知りました。



飯山一郎先生サイト http://grnba.com/iiyama/

・・・・ここで飯山先生をリンクしようとしたら,今年2018年の7月20日に急性心不全でご逝去されていました。

びっくりしてしまった。

飯山先生は3・11後のセシウムが心臓の筋肉に溜まっての急性心不全の増加に警鐘を鳴らしていらっしゃったんだけれど、ご自身も心臓でご逝去されるなんて。

謹んでご冥福をお祈りいたします。心ある人々が飯山先生の御遺志を継いでいかれることでしょう。

合掌。



その時期たくさんの方がそれぞれに玄米・黒糖・塩の発酵液のレシピを作り上げて利用法とともに拡散されました。

メジャーどころは今も元気に活動しておられる 堂園仁さんかなぁ。



https://www.bannoukouboeki.com/

この手の万能酵母液を種にして豆乳ヨーグルトを作ると玄米から作るより失敗がないという情報もあり、「ゆほびか」なんかで特集されていましたね。

飯山先生のHPに情報載っています。



http://grnba.com/iiyama/grnba/tounyuyogu.pdf


で、時々私は作っていたんだけれど粉末の黒糖が一時期自分の最寄りのスーパーに置かれなくなったのを機にけっこうしばらく休んでいました。

でもこのたびちょっと腸の調子がよろしくないのと、冬になって身体に水分が足りていないのを実感して再開。



私はお水や白湯が好きじゃなくて。夏は何とかお水を飲めるんだけれど冬はコーヒーやお酒が好きなこともあって圧倒的に体が水不足になるのです。

麦茶を冬でも常備していて飲むようにはしているんだけれど、「沸かさない水」が摂れた方が良いに決まっている。

そこで前に飲んでいて「水よりは飲める」と実感していた万能酵母液をまた始めたというわけです。

久しぶりに飲むと美味しいです。

身体が欲していたんでしょうね。



ああ、本当はこの記事は「万能酵母液水が美味しい~」というお気楽記事として書き始めたのに。

飯山一郎先生の御冥福を今一度祈って、大切に御遺志を継いで発酵食と健康について継承してきたいと心を新たにすることになってしまったのでした。



飯山先生の乳酸菌による循環型社会への活動の一端を垣間見させてくれる白鳥哲監督のショートフィルム「ゼロエミッション」を貼っておきましょう。





合掌、合掌。