【改題】自分の気持ちを守ってみました

なーんか疲れることがありまして。

Facebookで中国系アメリカ人かと思われる方が友人申請してきて。

プロフィール見てもしかしてアートのファンかな、と思って迷ったんですが承認したのですよ。

最近、海外の仕事って真面目にファーストコンタクトがFacebook、ってあることだから。

そうしたら2、3日してメッセンジャーで「こんにちは、どうやって私を知りましたか?」と言ってきた。

あ、これはもしかして間違えたりAIのお節介で申請かかったケースかも？と思い

「あなたが申請してきたからお受けしました、私は陶芸家で、どこかで私の作品を見たのかもしれないと思って。覚えがなかったら削除してください」

と返しておきました。

（英文やり取りだから時間かかる）

それで話は済んだかな、と思ったら。

メッセンジャーでじゃんじゃんメッセージが来るようになった。

「私は4年前に妻を亡くして個人的に話ができるのが妹だけだから友達になってほしい」

「毎朝お互いにグッドモーニングを言ってその日一日のお互いの幸せを祈ろう」

・・・いや、私そういう人間関係やる気分じゃないから。特に今は。

で、「忙しいのでそういうことに時間を使えない、他の人を探してください」とお送りしたんですが、

「1日にほんの少しの時間ならあるでしょう？」と食い下がられて、

なんか奥様亡くなったとかいうのが引っかかって、では日本時間の23時ならいいですよ、と一度話相手になってみようとしたのでした。

「僕は今南スーダンにいるからこちらの17時になるから丁度よい」

南スーダンに派遣されているアメリカ軍の軍医さんなのでした。

なーんか、お仕事とか厳しそうだし奥様も亡くされて、ってちょっと身につまされちゃって。

でも、私は全然見も知らない人とチャットなんかしたくないんですよ、本音。

なんで受けちゃったんだろう。

チャットの途中から相手は英語、私は日本語にしてもらえて少しだけやりよくなったんだけれど、私はそもそもチャットが大嫌い。

だからLineもアカウントあるけど　基本見たいときだけ立ち上げてあとは切ってある。

さて、あーあ、面倒だな、と思いつつ23時になって。

最初のうちは雑談してたんですが（かったるい。雑談って相手に興味や好意がないと地獄ですね）

どんどん紋切り型の口説き文句になっていって、更に相手がLineに切り替えたい、LineのIDを教えろ教えろというのでだんだん気味悪くなってきた。

Facebookのメッセンジャーでも同じじゃないか、と切り返すと「軍のセキュリティでFacebookが繋がりにくい」だそうで。

一瞬納得しかけたけれど、だって今メッセンジャー使ってるじゃないね？

なんか嫌だったので断って、「こういう交流には他の方を探してください」と何度も何度もお断りしたんですが、

たくさん映画の口説き文句の羅列みたいな説得が始まり、ますます私はドン引き。

昨日チャットし始めた人に「僕は君に運命を感じる!」とか、、、アメリカ人なら喜ぶのかな。

もう埒が明かないのでいよいよお暇することにしたら、慌て自分のLineIDを送ってきた。

最初からそうすればいいのに。

80％くらいこっちのLineのIDがほしいだけなんじゃないか、と疑ってかかっていたんだけど、もしかして本当に南スーダンに派遣されたオトコやもめの軍医さんかもしれないから

「あなたは立派な方だと思います、きっとすぐ他にお友達が見つかります、良い人生を祈っています」とお伝えしてメッセンジャーのアプリごとアンインストールしてしまいました。

なんかこの2日に3回もメッセンジャーで直電かけてきたりして（出ませんよ）本当に仕事してるのか怪しいような感じと

久しぶりに女の人とコンタクトして舞い上がってる感じと

どっちともわからない感じだった。

で、どっちにしても私は交流したくない。

なんかちょっと可哀想だったかな、と思ってモヤっとしていたんだけれど

今文章化してみて全然そんなことなかった、とわかった。

たとえ本当にオトコやもめの軍医さんだって、どうして単にFacebookでプロフィール見ただけの私が毎日モーニングチャットを要求されなきゃならんのだ。

それ、多分前は奥様としていたんだろうとは思うけれど、まだ知り合いにもなっていないような人を自分の土俵に引っ張り込んで甘えてかかってるわけで。

意味わからん。

フレンドリーを装った傲慢だよね。

ドヨンとしちゃった私、甘いぜ。

自分で自分を守れたことを評価しよう。

変に良い人ぶるの、やめられてよかった。

【追記】

読み返して、もしかして相手の都合に巻き込まれないで自分を守れた良かった話かも、と思い改題しました。

多分心の勉強タイプの視点から見たらこれは

「あなたが断ったら相手はケロっとしてまた他の依存先を見つけますよ」だな。