後輩から回ってきた話で、秋から高校の授業のお手伝いに入ることになった。
産休でお休みする美術工芸の先生の代役で陶芸をちょろっと教える。
週1回、2時間だけなので正直稼ぐ稼がないの話としては全く話にもならない。
話をもらったときにはハチドリの涙くらいの報酬で週1回拘束されるのが嬉しくなくて、何度かやっぱり辞退しようかと思ってきた。
だけどうにゃうにゃ言ってるうちにやることになって、断りにくいまんま「校長面接」を兼ねて実質学校下見と打ち合わせに行ってきた。
着物で。(笑)
季節を問わず着物最強。
なんか私立の敷居高そうな学校だし、まともな夏の服は持ってないし、
着物着て行ってなんか言われたらその場でこの話断っちまえばいいや、どーせやりたくないんだから。(笑)
一応、着物って正装だしね。
実際の上司になる工芸担当の副校長センセは微妙な顔していた、というか着物を着ている事を華麗にスルー。
芸術準備室でお会いした若い音楽の先生は「お着物素敵ですね♡」、可愛いじゃないか。
結構若い校長先生も「素敵なお姿で、ようこそ。」くらいのヨイショはしてくれた。
まぁ、大丈夫だったってことかな。
学校のすぐ裏に神社があって、学校に入ろうとしたら神社の参道になって、そのまま神社にはいりこんでしまった。
あら嬉しい、とまずは神社にご挨拶をした。
私立のお金持ちそうな高校で設備も充実していて、授業は副校長センセイと二人がかりだし、
秋と冬を使ってゆっくりゆっくり板作りで1つ、ロクロ1回触らせる、程度のゆるーいカリキュラムで、使うカロリーは少なくて済みそう。
打ち合わせをしてみて、自分が陶芸教室でいかに濃いたっぷりしたカリキュラムをしていたか気がついた。
あんなおじいさんおばあさん達に私って熱血だったのね~。(^_^;)