(いつものことですが凄く長い上に自分で自分にセッションしているような文なので、他人様が読んで何か得るものがあるかどうかわからんです、最初に言っておきまする。)
私は実は文章書き依存症というか、書くのが好き、というか書かずにいられない時があるので、調子よくブログを書いているように見えるかもしれないけれど、やっぱりまだ自分で操縦できない気分の上下に様なものにかなり振り回されています。
今日5月12日は朝の5時半から目が覚めているのに、天気は凄く良いのに、起きだせない。
起きて太陽凝視をするのだ~!と頭が叫んでも体が全然動かない。
ネットラジオでクラシック音楽を聴きながら無駄に時間が流れていく。
起きてまずトイレにいこう、そうしたら他のこともできる、と頑張ってトイレに行っても(寒かったので)また布団にくるまってしまう。
これを着替えるまでもっていくのにまた30分。
今日は着替えて太陽凝視し終わったのが9時回っていた。
3時間もちょっと動いては休んで、を繰り返していた。
実は今日はちょっと妙な体の疲れもあって、というのは昨日やり過ぎたと言えばやり過ぎたのだった。
作品作って、作品が乗らなくなったら鎌を2本、包丁を2本研いで、(刃物を研ぐのは雑念が黙るので好き)、合間にパンを焼いて、ブログを書いて。
体の動くときと動かない時の差が酷い。
気分も高揚している時と落ちている時の差がやっぱり激しいのですよ。
これは単に頭が慾張りで体が付いて行かないのか、それとも更年期躁鬱症みたいな状態なのか、なんだかよく解らない。
ただ、そんなに十全にすこやかってわけでもなさそうだな、と今日自分であらためて悟った。
(おっと、でも私は子供のころから超高速のブランコに乗っているような人だったよ、更年期も何ももともとこんなもんだったぞ、自分)
だから、「若い友達たちは子育てしながら家族の世話をしながら作品を作っているのに!!」とか
「こんな怠け者じゃなかったのに!こんなことだから作品は出来ないし作風は時代遅れになるし(*そんなこと誰も言ってない)食えなくて生活に困窮してるんじゃないの!自業自得よ!!」
とか・自分を責めたてるのはちょっとやめようと思う。
フツウジャナイんだからさ。
それよりむしろ、そんな状態でも太陽凝視したりしてどうにか自分を上げようと頑張っていて健気なもんだと思うし、作品もまだ作れているので良くやっているよ、と思う事にする。
思えば多分、「頑張り屋さんじゃない自分」というのは意外と人生初めての体験なのだ。
その今までの頑張り屋さんな自分というのだって、心の中に母親やら外からの価値観が住んでいて頭の中が罵倒で一杯だったからそれに突き動かされて動いていたんだもん。
今、私の中で何かがやっぱり罵倒しているんだけれど、これこそついに出てきたラスボス、「作家としてのワタシ」だ。
これを黙らせれば、私は「真の私」の声が聴けるのか??
と・思って心臓の方に対して「私は本当はどう思ってるの?」と問いかけたら、でもやっぱり
「良い作家になりたいの!」と叫んできた。
良い作家、ね。そうだね。
良い作家として良い作品を残したいのは、純粋な気持ちだよね。
誰にも指図もされていない、期待もされていない応援もされていなかったけれどここまで来たのは、本当に別に外側から動かされたんじゃなくて、内なる声が突き動かしたんだよね。
だけど今罵倒してくる「作家としての私」、と「心臓の方の『良い作家になりたい』私」は微妙にどこかずれているのも認識している。
多分、焦ったり悩んだりして色々グルグル考えたりする「作家としての私」と
心臓の方で「良い作家になりたいの!」と叫んでいる自分は、違う奴。
で、どっちの声を聴けばいいかというと、当たり前だけれど「心臓の方からくる声」だ。
ああ、長く書いたけれど、辿り着いたぞ。
今まで作家業が絡んでくると途端に他人と自分を比べたり卑屈になったり挙句に焦って変な手を打っちゃったりしたような気がするんだけれど、「仕事だから客観性が出るのが当たり前」と思って、外側の目線に乗っ取られたエゴちゃんの「作家としての私」というのと「根源の私」というのがよく区別がついていなかった。
何しろ心臓の方からくる声だって望みは「良い作家になりたい」で同じだからね。
ちょっとこれからここに注目して、よく注意して作家としての自分が何をしたいのかよく検証しよう。
何をするのでも、心臓の方に自分に確認とってみよう。
(心臓の方の自分の声が聞けない、聞けない、と言っていましたがなぜか今これを書きながら心臓の方に問いかけたらスイスイ答えます。朝の瞑想時は問い方が悪かったのか、もしくはそうやって毎朝とりあえず声が聞けなくてもコンタクトを取ろうとしていたのが良かったのか、どっちが功を奏したのかはわからない)
今日半日無駄にしつつあったけれど、それなりにここまで自分を導けて良かったよ。
ってことで心臓の方の自分は「良い作家に成りたいの、だからやっぱり作業しようよ!」と言っているのでようやくようやく仕事場に行けます、今から。