かるーく頭の疲れなさそうな映画を、という事で流してみた映画。
○「ビリギャル」
https://www.toho.co.jp/movie/lineup/birigal.html
有村架純ちゃんのギャル姿が可愛いので♡
学年ビリのギャルが慶応に合格するまでの実話をもとにした映画。
フツーに良い映画だった。
観ていてあんまり主人公のギャルちゃんが勉強で困っている風もないので「この子は今まで目標を持たなかっただけで普通に地頭は良い子なんだろうな」と思う。
確か原作の実話の評判も「この娘が通っている高校はそもそも凄い進学校で、そこでのビリって言っても世の中から見たらかなりランクが上の方のビリ」という話もあったっけなぁ、と思い出す。
スルスルと観飛ばせるBGM映画。
○「パラダイス・キス」
矢沢あい原作の、キリキリした進学校の女子高生が破天荒なファッション系高校生たちと出会って恋愛して自分を見つめてモデルさんになる・お話。
実は原作の漫画はふと連載誌を買って読んだら気に入ってしまって単行本を持っている。
この原作を実写でやると聞いた時には再現がモロに無理だし、20代半ばで高校生の役をやらされることになった向井理君に限りなく同情をしたものだった。
ところが映画は映画で意外に悪くなかった。
原作に忠実でないところが良かったのかもしれない。
主人公に絡んでくる向井君演じる小泉ジョージ君は原作よりずっとマイルドで抑え目な性格になっていて、だから原作の結末とは違って主人公紫ちゃんと最終的には結ばれるという事になるのも違和感がない。
原作は壮絶に意地を張りあって傷付けあって、心はお互い残しながらも破局するからねぇ。
向井理君はそんなに美形ってわけではないけれど、この映画を見て思ったのは「声が美形」。
この声ならどんなひどい発言もエロい言葉も言ってヨロシイ。
サブキャラのキャスティングはちょっといくらなんでも酷かった。
原作は主人公の魅力の無さをサブキャラたちが補うようなところがあって、サブキャラは大事だったんですが。
サブキャラのキャスティングにもう少しこだわれたら・どうせチョイ役設定になっているなら原作にもっと忠実なビジュアルにしてくれていたら3・5流が2・5流位に上がったと思う。
「テッド」(吹き替え版)
https://movies.yahoo.co.jp/movie/%E3%83%86%E3%83%83%E3%83%89/344125/
子供の願いが叶って仲良しのテディ・ベアが喋るようになった。
主人公の男の子は35歳になって、仲良し熊ちゃんも一緒にそのまま大きくなって・・・というヒット作。
ごめん、私は全然笑えなかった。
最後15分くらい残して「この話、どう転んだところで私には全くどうでもいい」と思ってみるの止めちゃったよ。
アメリカン・ジョークってこういうものなのか、全然、まったく、笑えない。
悪趣味で下品でどう笑うのかよく解らなかった。
なんでヒットして2作目が作られたのかまったく解らないっす。
これで笑う人とは私は解り合えないような気がするが・リアルの仲良い友人でテッドのぬいぐるみ買っている人もいるからなぁ。
「フラッシュ・ゴードン」がフューチャーされているところがQueenファンとしてはちょっと良かったかな。