太陽凝視についていろいろ検索していたら、末期がんで余命を宣告された人が粉ミルクとマッサージで回復して27年経った今もお元気に暮らしておられるというブログを発見した。
詳細はご本人のブログを熟読して頂きたいが、粉ミルクによる緩い断食と毎日のマッサージという療法はマッサージをしてくれる人がいれば、青汁ばっかりの西式甲田療法より辛くないんじゃないかと思う。
癌からの復活物語
実は私もこの粉ミルク+マッサージ療法で末期癌からお母様を救った人というのを実際に知っている。
予備校時代の友人の大学の友人で、私も何度もあったことのある賢くて穏やかな女性。
大学生の時にお母様が末期癌と診断され、大学を1年休学して上記ブログにも出てきている池袋の治療院でしっかり療法とマッサージをお母様と学び、実践してみごとにお母様を健康に導いた。
10年前までの情報では、その後もお母様はお元気にされていた。
友人曰く、「療法をしていくうちに、マッサージをしているとお母さんjから『赤ちゃんの匂い』がするようになったんだって。それまで、お風呂入ったりしていても何か腐臭っていうか、臭かったんだって。それがあるときを境に赤ちゃんの匂いがしてきて、それで結局治った、って」。
それを聞いた時に私は故・水木しげる大先生が戦地で片腕を失くして半死半生で穴の中に居たときの話を思い出した。
現地の人が穴の中の水木先生に食べ物を持って来てくれて、だんだん回復して水木先生は一命を取り留めるのだけれど、水木先生もお書きになっているのだ、「しばらくしたら腕の傷口から『赤ちゃんの匂い』がしてくるようになった、そのときなんとなく「あっ、俺はこれで助かるな」と思った」というようなことを。
赤ちゃんの匂いは生命の匂いなんだねぇ。
この粉ミルク療法の故・加藤清先生というのは指圧師でいらして、医師会に薬事法に違反していると訴えられて裁判で負けてしまって、治療院も維持できなくなってしまって、まぁ潰されたようです。
逮捕された時に大勢の回復した患者さんの中に作家の三浦綾子さんがいて「治療は本物です、この火を消してはいけない」と加藤先生の釈放に尽力したそうです。
この医師会に潰された、というのが本物っぽいんですよね。
私自身は一人暮らしだからマッサージの問題がハードルですが、この療法は頭に入れておいていいかな、と思う。