品川の老舗履物屋さん 丸屋さん で下駄誂え初挑戦してきました。
先日とある事から私、ついに着物における履物の重要性ってやつに気が付いたのですよ。
記事にしなかったけど、東京の着物友Sちゃんに誘われて先月末、古民家ギャラリーカフェで料亭の板さんと八海山酒造さんをお招きしてお食事会とコンサート、というこれまたオホホな楽しみに参加したのです。
当日かなり強い雨が降っていて、着物はアッサリ絹を着るのは諦めてポリにしたのですが、せっかくの雨!ということで頂き物の津軽塗りの見事な雨下駄を履いたのでした。
会はカジュアル系呉服屋さんとも提携していたようで、紬系の渋カッコいい着物を着た比較的若い人達(30代くらい)もたくさん来ていて、またみんな雨なのにいい草履履いてるんだわ。(^_^.)
着物のお出かけって座敷に上がっては着物を脱ぐという事がとても多いので、ずらっと参加者の履物が並ぶのです。
良い下駄履いてきて ほ ん と う に 良かったよ。 (^_^.)(^_^.)
着物の履物って、脱いでいる時が大事なんだよ、、、。
洋服でも靴を見ろ、と言うように着物でも履物って見られるなぁ、と実感したわけよ。
みすぼらしい履き物履いてたら、せっかくの着物姿が可哀想。
というわけで・ぺんぎんお姉さんに連れられて行ってきました、丸屋さん。
着物で行った方が選びやすいしお店の方の助言しやすいというので、白系の紬で参上。

ホームページ見てもらうと解るように、丸屋さんは昔ながらの店構えの履物屋さん。
ああ、こんな履物屋さんは東京の地元の商店街にもあったなぁ、とちょっとウルっときました。
こんにちわ~、と元気よく入って行ったら奥にご主人がおいでで、東京のお店屋さんらしいさっぱりした物腰で応対してくださいます。
「下駄を作りに来ました!」とさらに元気いっぱいに宣言して、お店のショーケースの中を見ながらまずは台を選びます。
店頭で迷わないで済む様にHPを熟読して大体決めてあった、丸屋さん特製の畳付の相千両(あいせんりょう)という形を選びました。
初めて作るのにいきなり特殊なの頼んじゃった。
ショーケースの向かいにはずらっと花緒が並んでいて、今度は決めた台を片手に持ちながら花緒を選んでいきます。
これもHPで色々見ていたんだけれど、画像と実物では質感が全然違うのでとても迷います。
畳付きの下駄は正装にも履けるという格の高いものなので、あまり気楽なものでは似合わないし、無地じゃつまらない。
迷って迷って、おかみさんも助け船を出してくださって、レンガ色に白の独鈷柄の入った渋可愛い系の花緒を選びました。
すげてもらうとこんな感じ。
とっても立派。

丸屋さんのHPの「今日の一足」にもご紹介いただいて嬉しい嬉しい。
https://www.getaya.org/kyo1/160503.html
どうやらこの台にこの花緒ってある種の定番だったみたいですね。(^_^ゞ
まぁ初心者ってそんなもんか。
あまりに嬉しかったので、その場でその日からおろして履いてしまいましたよ。
(あたしって可愛い!)
ついでに今まで履いていた右近型の白木の下駄の花緒もすげかえしてもらいました。
大叔母がくれたもので、良いものではないんだけれど重宝してました。
しかし鼻緒が地味でいまひとつ気分が上がらなかったので、この機会に可愛い花緒に変えてもらいました。

着ている着物の色味に似た七宝柄でキュートになりました。
サンダル感覚で楽しく履きます。
いゃ~も~、「誂える」ってこんなに楽しい事なのね。
もうアドレナリンと脳内快楽物質出まくりで、気持ち良くてクラクラしてしまいました。
下駄の誂えでこんなに気持ち良いなら、着物を誂えたらどんなに気分いいんでしょうね。(笑)
今回私は凝ったようでも台が6800円、花緒が4000円、すげ代1000円、 計11800円。
右近型の下駄の方は花緒が2500円、すげ代が1000円、 3500円。
心の浮き立ち方に比べてとってもお得なお値段ではないですか?
今回気張って初誂えした下駄は実はあまり夏向きじゃないので、私は早くも初夏から夏に向けての一足をまた作りに行きたくなってしまいました。
丸屋さんの場合、台は3000円からなので、気が付いたらじゃんじゃん作ってしまいそう。
「京の着倒れ」に対して江戸は「履き倒れ」というそうで、確かになぁ、と楽しく怖い快楽を覚えてしまったのでした。
先日とある事から私、ついに着物における履物の重要性ってやつに気が付いたのですよ。
記事にしなかったけど、東京の着物友Sちゃんに誘われて先月末、古民家ギャラリーカフェで料亭の板さんと八海山酒造さんをお招きしてお食事会とコンサート、というこれまたオホホな楽しみに参加したのです。
当日かなり強い雨が降っていて、着物はアッサリ絹を着るのは諦めてポリにしたのですが、せっかくの雨!ということで頂き物の津軽塗りの見事な雨下駄を履いたのでした。
会はカジュアル系呉服屋さんとも提携していたようで、紬系の渋カッコいい着物を着た比較的若い人達(30代くらい)もたくさん来ていて、またみんな雨なのにいい草履履いてるんだわ。(^_^.)
着物のお出かけって座敷に上がっては着物を脱ぐという事がとても多いので、ずらっと参加者の履物が並ぶのです。
良い下駄履いてきて ほ ん と う に 良かったよ。 (^_^.)(^_^.)
着物の履物って、脱いでいる時が大事なんだよ、、、。
洋服でも靴を見ろ、と言うように着物でも履物って見られるなぁ、と実感したわけよ。
みすぼらしい履き物履いてたら、せっかくの着物姿が可哀想。
というわけで・ぺんぎんお姉さんに連れられて行ってきました、丸屋さん。
着物で行った方が選びやすいしお店の方の助言しやすいというので、白系の紬で参上。

ホームページ見てもらうと解るように、丸屋さんは昔ながらの店構えの履物屋さん。
ああ、こんな履物屋さんは東京の地元の商店街にもあったなぁ、とちょっとウルっときました。
こんにちわ~、と元気よく入って行ったら奥にご主人がおいでで、東京のお店屋さんらしいさっぱりした物腰で応対してくださいます。
「下駄を作りに来ました!」とさらに元気いっぱいに宣言して、お店のショーケースの中を見ながらまずは台を選びます。
店頭で迷わないで済む様にHPを熟読して大体決めてあった、丸屋さん特製の畳付の相千両(あいせんりょう)という形を選びました。
初めて作るのにいきなり特殊なの頼んじゃった。
ショーケースの向かいにはずらっと花緒が並んでいて、今度は決めた台を片手に持ちながら花緒を選んでいきます。
これもHPで色々見ていたんだけれど、画像と実物では質感が全然違うのでとても迷います。
畳付きの下駄は正装にも履けるという格の高いものなので、あまり気楽なものでは似合わないし、無地じゃつまらない。
迷って迷って、おかみさんも助け船を出してくださって、レンガ色に白の独鈷柄の入った渋可愛い系の花緒を選びました。
すげてもらうとこんな感じ。
とっても立派。

丸屋さんのHPの「今日の一足」にもご紹介いただいて嬉しい嬉しい。
https://www.getaya.org/kyo1/160503.html
どうやらこの台にこの花緒ってある種の定番だったみたいですね。(^_^ゞ
まぁ初心者ってそんなもんか。
あまりに嬉しかったので、その場でその日からおろして履いてしまいましたよ。
(あたしって可愛い!)
ついでに今まで履いていた右近型の白木の下駄の花緒もすげかえしてもらいました。
大叔母がくれたもので、良いものではないんだけれど重宝してました。
しかし鼻緒が地味でいまひとつ気分が上がらなかったので、この機会に可愛い花緒に変えてもらいました。

着ている着物の色味に似た七宝柄でキュートになりました。
サンダル感覚で楽しく履きます。
いゃ~も~、「誂える」ってこんなに楽しい事なのね。
もうアドレナリンと脳内快楽物質出まくりで、気持ち良くてクラクラしてしまいました。
下駄の誂えでこんなに気持ち良いなら、着物を誂えたらどんなに気分いいんでしょうね。(笑)
今回私は凝ったようでも台が6800円、花緒が4000円、すげ代1000円、 計11800円。
右近型の下駄の方は花緒が2500円、すげ代が1000円、 3500円。
心の浮き立ち方に比べてとってもお得なお値段ではないですか?
今回気張って初誂えした下駄は実はあまり夏向きじゃないので、私は早くも初夏から夏に向けての一足をまた作りに行きたくなってしまいました。
丸屋さんの場合、台は3000円からなので、気が付いたらじゃんじゃん作ってしまいそう。
「京の着倒れ」に対して江戸は「履き倒れ」というそうで、確かになぁ、と楽しく怖い快楽を覚えてしまったのでした。