>昨日に引き続き今日も晩御飯のお供にネットで映画鑑賞。

今日は2014年公開の日本映画「百円の恋」。
主演の安藤サクラさんの体当たり演技が話題になりました。
予告編と主題歌のビデオクリップばかり見ていて(「百八円の恋」クリープハイプ)本編は見逃していたので。

.良い映画でした、しみじみ心の中心の方から元気になるような。

観ていたらだんだん主人公の「一子」がジェルソミーナに、つっけんどんな相手役の元ボクサーがザンパノに見えてきちゃった。
昨日「道」を見たばかりだからというのもあるけれど、かったるそうな元引きこもりの若くない女主人公の奥底の純真はやっぱりジェルソミーナだし、想われ人の元ボクサーの感情がほとんど表現できず乱暴で気まぐれに見えてしまう不器用さはザンパノそっくり。
終戦直後のイタリアでも現代の日本でも不器用な人達はすれ違いあって痛くて愛おしいね。
こっちのジェルソミーナはプロのボクサーになるし、ザンパノは最後に「飯でも食おう」と言って泣いている一子の手をひいて歩き出すけど。

「百円の恋」

https://www.youtube.com/watch?v=IO25ZP-fUkM


クリープハイプの主題歌が素晴らしくて、一時期これを何度も聴いていたよ。
歌詞のイタイイタイイタイ・・・が「痛い」から「居たい」につながっていくのが切なくて、良いです。

「百八円の恋」クリープハイプ

https://www.youtube.com/watch?v=DLJs3II1EZA