徹底的にビロウな話だから本当に興味ある人だけお読みください。
全編排泄物の話です。
でもみんな意外におスキみたいだけど。

西式甲田療法で万病の元と言われている宿便。
慢性的な食べ過ぎをすると消化が追い付かなかった食べ物が腸をたるませて、そこに排泄されない便が溜まる。
それが腸内環境を悪くしてさまざまな不調や病気を呼ぶわけです。

宿便が腸内カメラに写らないから存在を否定する流派がありますが、こちらの本なんかたくさん写真が載ってるみたいですから、宿便ってあると思いますけどね。

「汚れた腸が病気を作る」

それに私は去年11月に常ならぬ便が出て、2年以上苦しんだ股関節痛がス-ッと解消される体験をしたので、「宿便はある」「宿便と体の不調は密接に関係する」という立場をとってます。

この時ね➡ 

で、昨日またこれはそうだろ、というようなものがお出まししたので、フツーの御便りとどう違うか簡単に書いておきます。


1 出る前に体調が悪くなる。

異常に眠い、ひどい便秘の時のように身体中に毒が回った感じがする、頭痛、だるい、など。
うっすら悪い、というより何か理不尽なくらい切ない感じに辛い。
倒れちゃう人もいるって言いますね。

私は一昨日の晩から眠くてだるくて、昨日の朝は冬至から再開したウォーキングをさぼってしまいました。
普段あんなに健康に気をつけているのに何でこんなに具合悪いのかな?と憮然としたくなるような嫌な倦怠感がありました。
くしゃみと鼻水もあって、でも風邪?とは思えない感じ。

2 臭いが独特。

古そうな宿便はドブみたいだったり海辺のごみ溜めみたいだったり、化学物質的な鼻を刺すようなセメダインみたいな臭いがすることもある。

昨日出たのは、ドンピシャリなものがあるから非常に具体的で嫌な表現をしますがー
治療済みの歯がダメになって、被せてあった金属をとったりしたら とんでもないクサイ臭いがブワッ!と来たりした経験ありません?
あの臭いでした。(^_^;)
クサイんだけど、まだ腸のなかで溜まっていた時間が短そう、って直感で思った。

私はわりあい腸内環境がよいので普段の御便りはあんまり臭わないのです。
宿便の独特の臭いは全然違う何かなんだな、とわかります。

3 素直に流れない。

私はケチャップ状の宿便を出すことが殆どなのでそれ限定で言いますが、
見た目はノーマルの弛い御便りと変わらなくても変な粘度があって、便器にべったりくっついて素直に水で流れない。
ノーマルのは水が来たらサーっと流れていくのに宿便は流しながらブラシでこすったりしないと絶対流れない。
色や形状は色々です。
コールタールそっくり!な黒、海草そっくりな形状の黒、ケチャップ状の黒褐色から赤褐色まで。
ネットの体験談だとほかにピンポン玉のような塊だとか白い砂状とか色々あるみたいですね。


今、解っているのはそんな感じ。

実際あんないかにも腐ったような凄い臭いのものが体から出てくると、
「こんなものが腸内にあったらそりゃ~体にイカンよな」
と実感します。

私はマニアなので塩水を大量に飲んでお腹にたまっている御便りを流す「塩水祝砲」とか
専用の注入器でお尻の穴から水を入れてやる腸内洗浄とか
もしばらくやっていたことがあります。
が、「塩水祝砲」は塩水の濃度がちょっとでも違うと効かない、腸内洗浄は腸内が傷つく可能性がある、それから両方面倒くさい、からやらなくなりました。
上記2つにしても、2日間程度の断食とセットでないと結局普通の御便りしか出ませんしね。
今はなにもしなくても排泄はあるけれど、お腹に溜まった宿便が緩むという話なのでスイマグ(腸にお水を貯める優しい下剤)は飲んでいます。

やっぱり定期的な断食と日々宿便をためないような食事=少食、があんな体に悪そうなものをためない、排泄しやすくする秘訣なんでしょうね。
少食を徹底するのはなかなか難しいから、やっぱり定期的に断食するのが一番かな。