さて、断食明けの「天使の目覚め」はどうだったか。
ありました。
ありましたが、5時で真っ暗だったからなんとなくまた二度寝してしまい、起きて軽く凹みました。

断食明けの朝は昨日の晩の寒天溶液が遅かったからか全く空腹感無し。
二度寝して遅くなった朝食はいつものように柿の葉茶一杯と豆乳生姜紅茶700cc。

「お便り」もあり、胃腸の痛みや気になる感覚もなく、頭もスッキリして快調です。
このまま断食していてもいいな、と思い勝ちなポイント。

でもちゃんと回復食をして普通食に戻さないと日常的に面倒なので2時頃にお昼御飯にします。

最初、「玄米クリーム」にしようと思い、仕込んで作っていたら、ふと「これはまだ重い」と何かが囁く。
そこで自家製の甘酒に急遽変更。
お昼は自家製甘酒に生姜と塩を入れて400ccくらい、とタンポポコーヒー300ccくらい。

「玄米クリーム」というのは西式甲田療法の胃腸が弱い人向けの食べ物で、
玄米粉70gを400ccの水に入れ、1~2時間ふやかしてから5分中火でよくかき混ぜながら煮て、さらに30分蒸らしてからまた5分よく混ぜなから煮て完成・という 結構  め  ん  ど  く  さ  い  食品。
でもこれが手をかけただけあってかなり美味しいのです。
消化の良さは甲田先生お墨付きなんで、断食明けの楽しみとして作るのも一興です。




ミルサー持っていないから手回しミルで挽いて




ダマならないように泡立て器でかき混ぜてつくります。

今日は「魔の時間帯」で失敗しないように、晩御飯をその時間帯、午後6時ころに持ってきました。

献立は玄米クリームに梅干し2つと胡麻、


さらに自家製ぬか漬けの大根と人参。



これでやめたら理想的だけど、やっぱり煩悩が邪魔をして栗を2つ。
柿の葉茶を2杯。

夕食後に買っておいた栗を色々な方法で皮剥きしてみて、(最良の方法を追求している)
思い出したように作業も少ししてみました。

作業ってどうしてもエネルギーを使うらしく、10時半位に空っぽになった胃がキリキリし始めました。
ちょっと黒砂糖を舐めたんだけど、黒砂糖は胃でなくて頭のエネルギー切れに効くものだから効果なし。
諦めて消化を考えて甘酒を300cc与えてやります。
それでも口寂しいから、梅干しをひとつ。
柿の葉茶をチビチビ1、2杯。

以上が今日の回復食でした。


回復食のポイントは、
朝は液体食品、昼はゆるいお粥や甘酒みたいな消化の良いものを。
夜は少し固いお粥やくたくたに煮たうどんとか、普通食に少し近づけた食べ物、少しオカズに煮た野菜なんかも食べてもいいかも。
青汁などはアルカリ性が強すぎるそうで、倍に水で薄めなさい、だそう。(不味そうよね)
自分で料理するのが面倒ならレトルトのお粥なんかが便利です。

食べないのはすぐ慣れるんだけど、食べてなかったところを少しずつ戻すのはかなりツラいんですわ。

食べ始めたらわーっと食べたくなるから、それならばせめて胃腸の負担にならないように消化の良さそうな甘酒とか薄味のお澄ましとか、カフェインの無い飲物なんかでうまくやり過ごすのが良いです。
飴とか梅干しみたいな口を騙す物も使うと良いです。
なにしろ回復食でいきなり沢山食べたりして失敗すると体調は逆に悪くなるのです。
回復食、大事なんだよね。

回復食の日に自宅にいられない人は即席のカップの雑炊みたいなものや、せめておむすびにお味噌汁をゆっくり食べる、外食でもお粥屋さんやお茶漬け屋さんに入るとか、、、工夫することですね。