今日の晩御飯。
写真に写っていないけれど、レタス・胡瓜・ゴーヤに人参すりおろしと酢玉ねぎ、亜麻仁油をちょろっとたらしたサラダと
ナス・人参・玉ねぎ・ピーマンに寺田本家の「にぎり酒」をひき肉代わりに入れたトマト煮、玄米ご飯、
「青研の葉とらずりんごジュース」の炭酸水割。



千葉の自然派の酒蔵「寺田本家」の発芽玄米で作った発泡酒「むすひ」の酒粕が「にぎり酒」。
玄米のつぶつぶと皮が残っていて、少しの酸味と豊かな発酵の旨味があります。
私はこれをひき肉代わりにカレーやトマト煮、マーボー茄子なんかに入れます。
発酵しているからか玄米だからか、ダシの元や昆布・椎茸のダシの出る物を入れなくても旨味が出て、全然物足りなくない。
(それどころかヤバウマです。)
お肉も美味しいんだけど、しばらくベジタリアンしていてから肉を食べるとお腹の善玉菌が急速に減ってる感じの腹具合になる。(^_^.)
ゴロゴロいうのにお便りは出ない、腸の中で善からぬガスがボコボコ発生ているみたいな感じ。
やっぱり思い込みじゃなくベジライフの時のが身心の調子が良い。

こんな食生活に付き合ってくれる人って現れるんだろうか。
私は親戚や家族が来ると彼らに合わせて普通の食事を作るけど、本当はこういう食事の美味しさをみんなにも解ってもらいたいんだけどなぁ。

お家ではノー晩酌生活もずっと続いておりまする。
外では呑むので断酒ではないけれど、今となっては「酔う」のがあんまり快適じゃないので、もしかしたら外でも呑まないで晩御飯、いけるかもしれない。
ただガス入りのミネラルウオーターなんかは欲しいかも。
私が酒が好きだ好きだというもんだから、下戸の人の中には私をアル中みたいに常に飲んでなきゃ気が済まない奴だと思っているらしい人もいて、ちょっと嬉しい感じはしない時があったんだけど・

ふははははははは、残念でした、私は呑まないでも別に平気で~す!

美味しい料理には美味しい酒がないと料理が可哀想な気はするけどね。


【追記】
ふと、TVを久しぶりに点けたら、「寺田本家」のある千葉県神崎が「発酵で町起こし」と取り上げられていた。
寺田本家を中心に「発酵の町」で盛り上げていこう、という活動は伝え聞いていたけれど、発酵食品を全面に押し出した道の駅か当たって住民の10倍のお客さんが来ているとか。
町を挙げての酒蔵祭りは大にぎわい。35年廃業されていた醤油の蔵元も再開するとか。
めでたい限りだ。

寺田の先代、寺田啓佐氏が廃業寸前の寺田本家を原点に戻って「自然酒」「昔ながら」の酒を作り始めてから今までのご苦労には全く触れず、若い24代目が自然酵母での酒造りを思い付いたような描き方は大いに疑問だったたが、
私はTV制作がどれだけ薄っぺらいひとたちが関わっているのか実際に知っているから
目をつぶってあげる。

発酵魔神の小泉武夫先生がゲストで番組前半にはもっと深く発酵について話題が展開していたらしい。
なんにせよ、発酵が注目されて日本人の手に再び発酵とまともな食べ物が戻ってくることは喜ばしい。
発酵は白鳥哲監督の「蘇生」にも描かれているように、日本のこれからの希望なのだ。