中国茶の次の日は実家に一泊、お天気だったのでまた暑いのであろう、と塩沢紬は止めてよく着ている大島(村山だよ・でも紬に貴賤無しだぜ)のアンサンブルに替える。

これは山梨に帰ってきてエプロンしてご飯を作った後なので結構グズグズの着姿ですが、ごめんしてね。


都内では友人の個展を見に行って、その後上野の博物館の国宝展を見ようと思っていたのだけれど、友人と話が弾んでしまって画廊で気が付いたら4時。
しかしその日は金曜日・8時まで開けている美術館だって多いはずだから、と検索していたら東京都美術館の「ウフィツィ美術館展」が開いている模様。

ということで上野でも博物館でなく都美館へ。

ウフィツィ美術館展 →

ボッティチェリの「パラスとケンタウロス」って30年くらい前に確か見たよなぁ、、。
その時は上野の西洋美術館で、ポントルモの聖母と天使の大きなフレスコ画や誰だったかの「ドラゴンを退治するゲオルギオス」とか、極めつけは美術受験生おなじみの「ブルータス」胸像のオリジナルが来てたという、もっと大規模な展示だったけれど。
(34年前だそうだ。ブルータスオリジナルが石膏像レプリカと全然違ってシャープなのでしばらく石膏デッサンの時に困ったのを覚えている。)

今回の都美館の展示は、正直「目玉」は「パラスとケンタウロス」だけ。
「××美術館展」っていうのはえてしてそういうの多くない?気のせい?(笑)
でも夕方の美術館は昼よりずっと空いていて快適でした。
国宝展も夜に開けてくれないかしら。

外に出たら満月のお月様が素晴らしくて、思わず公園内のスタバで軽食を摂る。
本当はここはワインか日本酒、ついでに黙っていても間が持つ気心知れた相方が欲しいところですが。





先にFBに載せたら友人が「グレコみたいな空」と。

こういう噴水の絵を描いていた人もいた様な。
美術館を出るとしばらくは何でも美術に見えるよね。