今日の青いどろどろは正統派だぜ。

小松菜・水菜・モロヘイヤ・もやし・豆苗、 ミキサーが回るようにキュウリとグレープフルーツ少々も入れましたが。

先日の西式甲田療法本のお勉強でキッパリ「青泥に基本『実のもの』(キュウリやトマトみたいな、生るもの)入れません」と書いてあり・
ちょうど畑のキュウリも端境期で生らなくなってきたので、自分で育てたものではないけれど、本を参考にして葉物をスーパーで買ってきた。
青泥向きの野菜の中で「もやし」ってのが本を読んで意表を突かれたけど、つまり「これから伸びていく成長点を含んだもの」ってことなんでしょうね。

お味はね、「The・菜っ葉」。
今まで食べていたキュウリベースのものとは濃さが違う。
これはこれで私は好きだけど、前の青いどろどろを「かろうじてOK」ってラインでとらえていた母なんかは絶対食べないだろうな。
ミキサーが回らないのには「水をいれろ」と本にはありましたが、私は水だとなんだか淋しいので、今度オーガニックのリンゴジュースでも手に入れることにした。

別に重篤な病気になっているわけでもないのに、なんでまた極端なこの食養生をやってみているかというと、この食べ物が精神に「効く」からだ。
これを食べると、その瞬間視野が広がって背骨にエネルギーが通り、意識が少し明晰になる・感じだから。
まぁ、夜に飲酒してチャラかもしれませんがね。

飲酒も気を付けて、缶ビール(アルミ缶)と赤ワイン(酸化防止剤)でなくて自然酒の寺田本家の純米酒だけに移行しようとしています。
昔、缶ビールを初めて飲んだ時に「なにこれ、缶の味がする!」と驚いて、瓶ビールならそういう味がしないから飲める、なんて言っていたのにすっかり今は缶ビールでも美味しい味しかしないのよね・堕落だわ。

甲田先生の食事療法を完璧にすることは今の私にはできないんだけど、できることから少しずつ取り入れて、ゆっくりこれからの人生を渡っていける体に整えようと思う。
甲田先生によればこの食事をしたら「ゴリラの様に強くお釈迦様の様にかしこい」人間になるらしい。
道は遥かだけど千里の道も一歩から、っちゅ~からね♪

私は長年「辛気臭い不味そうな健康食は大っ嫌い」と言い切ってきた。
そんな私が生の小松菜とモロヘイヤの擦ったのを「美味しい美味しい」と食べているのって「思えば遠くに来たもんだ」なんだけどね。
肌断食・湯シャンにもその感覚があったんだけど、今年はなんだか意識のシフトをどんどん経験する時期なのかもしれない。

【追記】

これを書いたのは昼。
晩に、同じ青いどろどろにトマトとヒマワリの種をトッピングしたら、ちっとも正統派じゃなくなった。
こんな感じにすると野菜の冷製スープの前菜みたいで楽しいんだもん。