西式甲田療法 についてお勉強なう。

「マンガでわかる西式甲田療法」甲田光雄・赤池キョウコ著 マキノ出版 は色々なところで推奨されているようにとってもわかりやすい。
西式甲田療法ってわりと極端だから重病の人が最後に叩く扉、みたいな結構本気で命がかかっている人じゃないとやたら興味持っちゃいけないかなぁ、と思ったりしてきたんだけど、この本なら「ちょっと腰が痛い私も平床(布団なしで木の板の上に寝る)しちゃおうかなぁ」と手が出やすい感じ。
共著の赤池キョウコさんは難病を抱えて甲田先生のところを訪れ、見事病気を克服した方です。
赤池さんは大食漢でオヤツが好きでしばしば食養生を失敗してはやり直していて、その「一歩進んで二歩下がる」様子もコミカルにマンガで描かれていて親しみやすい。
で、親しみやすいだけでなく実際何をしたらいいのかがハッキリ解り、特に運動の説明が解りやすいので、とにかく始めてみたい人にはピッタリのまずこの1冊からという本。

「健康養生法のコツがわかる本」甲田光雄 著 三五館  は甲田先生が西式甲田療法の基本を解説しながら、細かい質問にQ&A式で答えていくもの。
「マンガでわかる、、」でざーっと流れをつかんで、理論的なものや実践して細かい疑問が出たら当たってみる、という便利帳みたいな感じ。
最初からこれを読み込んで全部わかる必要はない。

昨日アマゾンさんに頼んで今日届いて1冊と半分読んだんだけど、内容にもまして感じるのは甲田先生の前書きや後書きの文章。
うまく言えないんだけど、甲田先生の無私で患者さんの回復を心から願う美しい人柄が行間から滲み出てくる。
色々な健康指南書を読んだんだけど、前書きなんかでこんな風に感じることはなかった。
この文章を読むだけで何か癒されますよ。

まぁビール350ml1缶・日本酒1合呑みながら読んでるんだけどさ。(笑)
酒気帯びで西式の体操したらいけないんだろうなぁ。