気合いゼロでも着物。

な～んか調子悪いでござる。

しばらく寝てみたけど作業しないわけにいかないから起きました。

調子悪くても着物、いや調子悪いからこそ着物。

ローテーション的に青のサマーウールって感じなんですが疲れているとガサガサしたものは着られない。
お気に入りのマイサイズのお召しに締めやすいこぎん刺しの綿帯。
もうサマーウールっていう気分でもなくなったしね。
このお召はサラサラで、それでいて「寒くない」（重要）なので最高です。
お召の単衣はもっと欲しい。

私がそもそも着物を作業着に着始めたのは、疲れている時に今まで着ていた洋装の作業着
ー外へ着ていくのがためらわれるようなボロになったものや人からもらって似合わなくて気に入らないシャツに単に頑丈で傷まないから何十年も着ているに過ぎないサロペットのジーンズとかー
そういうものを目にするだけで心を荒いジーンズのテクスチャーで逆なでされるような気分になったからだ。
どんより疲れていて、それなのにやることが山積みだったりできるかできないかわからないようなギリギリの作業をする前に、着る物を見ただけで疲れてしまうなんて、もう耐えられなくなったのだ。

・・・・・今書いていて思ったけれど、私の「洋装の作業着」って酷いね。
いくら粘土で汚れる仕事だからっていっても裸じゃなきゃいい、ってもんじゃないよ。
作業をする自分の肉体について、それを着ている作業する前の一個人としての自分に全然尊敬がないよ。
作業が苦行になってしまったのだって当たり前と言えば当たり前だ。

な～んか朝ごはん食べても恢復しないなぁ。
でも今日は　夏越の大祓　なのでちょっと休んだら車を出して山梨の鎮守さんにお参りに行きます。