世の中は梅雨で蒸し暑いらしいですが、山梨の谷間にいる私は順調に寒いっす。
寒くて最初は下着に長袖のTシャツを着たんだけど、そこにアクリルの絽の長襦袢を羽織ったらさすがに「ん?」となって、下着は昔ながらのガーゼの肌襦袢に変更。
このガーゼの肌襦袢って暖かいし涼しいし汗は取るし肌あたりが優しいし、昔からあるものだけどとっても好き。

下半身はヒートテックのスパッツに厚い綿のソックス、で、上の着物はこんな感じ。



正直、夏っぽい白地の着物も少しあるんだけど、私の体感が寒くて羽織る気になれないのですわ。
で・厚地の絹の単衣に「吉村作治好み」の帯。
この帯、たった500円だったのに締めやすいし柄が個性的だしサイコー。
古代エジプトマニアの妹が見たら喜ぶだろう。



帯締めが疲れているのは毎度ご勘弁を。
どーせ私しかいない「咳をしてもひとり」住いなので。


そ~れ~にしても・
こうして雨の音を聴きながら古い家のダイニングに昔の着物を着てちんまり座ってブランチのバナナ入り発芽玄米酒粕と豆乳のムースを食べていますと。
俯瞰してそんな姿を見る意識になると、とっても可愛いっす、自分が。
自分で言うのもなんですが。(笑)

林芙美子の「絵本」という小品がありまして。
私、こんなおばあさんになりたいのよね。
多分、なれるわ。(*^_^*)

「絵本」林芙美子 青空文庫