今日はローテーション的にこれを着ました。
順当な爽やかさを出しつつ結構厚い綿なので本人の体感はあったかい、という今日にぴったりな着物。
これは先日着たときの画像。今日は帯締めが違う。
で・この状態で洗濯物を干しに行きます。
所謂「尻っぱしょり」ですね。
これをすると、古い家の高い段差の怖い階段も、一階縁側の庇(ひさし、ってこう書くのか)と二階の大屋根の間に物干しざおが吊してあるだけの非常にスリリングな物干しでも、楽々起動です。
この格好、ほんと~に足さばきが良くて楽。
この手の格好って昭和50年代まではおばさん・お婆さんは普通にやっていたし、子供のころの昔話の絵本の挿絵の働く女の人・旅の女性はみんな裾を折り返して描かれていたように思うんだけど。
昔の人の長襦袢が結構派手なのはこうやって端折って(はしょる、ってこう書くのか)襦袢を見せるのは普通だったからなんだろうな。
夏だからしょうがないけど、白はちょっと淋しいね。
で、制作はこのようにおなじみの格好です。
大きなエプロンが欲しいなぁ。今からネットで検索だわ。
幸田文の「きもの」で主人公るつ子ちゃんが「たすきがけをすると、さぁ、さっさと片付けよう」という気分になるって言ってたように思うけど、堕落した平成の陶芸家は全然そんなスイッチ入んないのよね。(*゚.゚)ゞ