発酵親爺先生に言われた通り、玄米はできるだけ3日は室温でお水につけてから炊くようになった。

親爺先生は「朝晩水を換えろ」とおっしゃるので何も考えずに朝晩水をジャーっと捨てては水道水を入れていたけれど、ふと「こういう水にはとても栄養がある気がするので植木にやろう」と水差しにとってみた。
さらにふと、「発芽玄米のもどし水が凄い栄養ある」みたいな記事を読んだっけな、と思い出した。
みつろうさんのところの、この記事だった。 玄米リジュベラック発酵液

この記事だと話がEMの発酵液に利用しよう、という風に話が行ってしまうのでネットで検索してみる。
この記事がトップに出てくるし解りやすかった。 玄米リジュベラック 作り方

平らに言うと発芽玄米が発芽してからも水に漬けておいて、その水がちょっと微炭酸風に発酵してきて、それをリジュベラックと言うらしい。
消化を助ける酵素が豊富で,その他ビタミンB群、ビタミンK,ビタミンE,タンパク質、デキストリン、炭水化物、アミロース等を含む栄養たっぷりのお水なのだそう。
豆乳ヨーグルトの元タネにもなる、と。
紹介したあかざえりさんの記事だと、発芽する前に玄米を漬けている水もリジュベラックとして飲んだりしてもよいようなのです。
「1日目のリジュベラックと2日目のは味が違う」などと書いてあったんで、うっかりその気になって、水差しにとってあった1日目のものをひと口、2日目のものをひと口、スプーンですくって飲んでみた。

あれ、この水すっごく美味しいんだけど???

なんだかビックリするくらい美味しかったんであります。
1日目のは甘くて上品、2日目のはしっかりお米の味がして濃厚、とちょっと違いつつも、基本重湯の上澄みを薄めたような「お米の味」の水。
そして不思議なうまみと甘味がいつまでも口に残る。
勿体なくなって植木になんかやらないで料理に使ったり自分で飲んだりして、水差しにとった分は速攻で消費してしまった。
私は最近こそ白湯が飲めるようになってきたけれど、水はまだ率先して飲みたいって感じじゃない。
しかし本当は沸かしていない生きているお水を飲むことが大事だとは言われているのは知っていてちょっと気にしていたのですよ。
この玄米リジュベラックだったら飲めそうだわ。
これを水って言っていいのかは知りませんが。

あ・ところで発酵親爺先生は「発芽玄米を作るときに出てくるあぶく等は農薬やアクだから漬けた水は捨てろ」って言ったような気がしたなぁ。(^_^.)
私の玄米ってとりあえず有機無農薬のを買った気がする(曖昧)のでまぁいいのかな?やっぱりだめなのかしら??
でもとりあえずすごく美味しい液体です、玄米リジュベラック1番水、2番水。
この美味しい、と思う感覚は信じていいような気がするんだ。