さて。
先日仕込んだ高キビのアイスクリームも完成して堪能しました。





レシピってほどまともな物はない。
ミキサーでペーストにした高キビの甘酒1カップに豆乳半カップくらい、すりゴマ大さじ1くらい混ぜて冷凍庫に入れる。
ガチガチになる前に2回ほど空気を入れるために撹拌する。
一度目はガチガチだったからスプーンで砕いてからミキサーにかけて、二度目はソフトなままだったからスプーンだけでかき混ぜた。

味は、雑穀の甘酒と豆乳なのになにこれ濃厚っ!なマッタリ感。
本家のレシピを後で調べたら、豆乳でなくて豆腐、すりゴマでなくてゴマペーストになってました。
確かに豆乳でなく豆腐のがシャーベット感はなくなり、ゴマがペーストならさらに濃厚になるのがイメージできます。

まだまだ高キビ甘酒があるので、今度はミキサーでムースにしたものに純ココアを混ぜてチョコクリームも作ってみた。
カップ2杯の高キビ甘酒にココア小匙2杯。
写真がないけど、これまた濃厚で、しかもココアが入っているから「本物感」が強い。
本家のレシピだと頑なに高キビの粉末を入れろ、と言ってますが、手元にないし、そこまでストイックに私はしない。
おお、自宅でチョコクリーム。
クレープかなんか焼いてこのチョコクリームを巻き巻きしたらきっと凄く腹持ちが良い予感。
そしてこれ、「雑穀の甘酒」に少し純ココアを入れた「だけ」なのよね。
お砂糖も油も添加物もナシ。
ヘルシーすぎて笑っちゃう。

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私は酒飲みだけど甘いものも好きで、実は酒とスイーツのどちらかがない一生なら「酒は無くて良い」、なのだよ。
酒は呑めないならそれでしょうがないけど、これから一生スイーツを食べられないなんていうのは嫌なのよね。
意外だった?(*^_^*)

そんなもんだから、一時期真剣に自給自足ができる人になろうかと思っていた時に、「砂糖」をどうするのかすごく悩んだことがあった。
塩は生きるのに必要だから最低、塩を買える経済力は欲しい。
砂糖、甘味についてはどうする?干し柿だけが甘味なんて嫌だなぁ~、なんて。
で、調べれば麦芽と芋で水あめもできるし、もっと手軽で最強の「飲む点滴」、甘酒があるのがわかった。
甘酒で色々なスイーツができるレシピ本を見たときには目の前が冗談じゃなくパア~っと明るくなったよ。(笑)
麹があれば砂糖に依存しないでいいんだ!!なんて。

「依存」。白砂糖にはどうも依存性がある・らしい。
実際、お砂糖をいっぱい使った市販のお菓子を食べると食べても食べてももっと食べたくなっちゃう。
精製された白砂糖には体の中で燃焼を進めるビタミンやミネラルが無いので、体の中にあるビタミン・ミネラルを奪いながら燃焼される。結果,
体の中は栄養素が不足して常に欲求不満になり常にもっと甘いものが食べたくなる、という原理だそうだ。
よく世間でもそう言われているけど、自分でもそれは実感する。
ところがやっぱり甘酒系のスイーツを食べていると満腹感と満足感が勝って、お腹が一杯なのにまだ食べたい、という状態にはならない。
それから、温かいものでもないのに食べていると体がポカポカしてくる。
ああ、日本人の体に合っているんだな、と思う。
「絶対白砂糖は口にしません!」なんて頑ななことは言うつもりはないけれど、山梨で自分一人でいるときは甘酒系スイーツで充分幸せで体も気持ち良い。

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【追記】

高キビチョコクリームをクレープで巻き巻き、してみました。
ああもう、市販のチョココロネとか永遠にサヨウナラしても大丈夫な満足度でした♡

【追記2】

他の記事に分けようとした文章がくっついていたので編集しました。(*^_^*)