人工股関節置換手術の費用のお話

いくらかかったかをここで書くと、収入がだいたいわかるので

詳しくは控えるとして、

 

日本の健康保険はありがたいことに1カ月の窓口支払い上限が決まっている

ことがほとんど。

しかも、今は限度額適用認定証をあらかじめ発行してもらっておけば、

窓口で自動的に上限の支払いまでが請求されるというシステムになっていて

マイナ保険証ならば、その限度額適用認定証もいらないという

すごい時代になっていた。

ただ、ここには弾性ソックスや、食事代、身の回り品のレンタル代、
個室代などは含まれないので注意が必要。

自分の1カ月の窓口支払い上限額がいくらなのかは所得に応じて変わるが

すぐに調べられる。

ただ、これ月をまたいでしまうと、再度計算し直しになるので、

入院するなら月初にしてもらうという人も多い。

私はとにかくすぐ手術したかったので、月をまたぐことになってしまったが

それは承知の上。

 

ただ、例えば夫のように、地方で入院して、その後地元に転院となると

同月内であっても、それぞれの病院で上限分を請求される。

(後から合算して、上限を超えた分は戻ってくる)

 

その他、生命保険など手術や入院の給付金対象となれば、

それぞれ給付金がもらえる。

ただ、医療費控除は、給付金をもらっていると、給付金を超えた医療費分しか

控除対象にはならない。

 

だから、給付金がもらえる人なんかは、本当にお金の負担なく手術を受けられるし、

給付金がなくても、窓口支払い上限は決まっているので、

お金に関してはある程度安心して受けることが出来ると思う。

ただ、労働ができないと収入がない方もいるので、そのあたりは

更に個人の都合になってしまうけれど。

 

ということで、遠い昔、自分自身健康保険の受付の仕事をしていたので

なんとなくはわかっていたものの、

実際自分が請求したりすると、あれ?どういうこと?と思うこともたくさんある。

その都度納得いくまで調べてみた。

手術を受けた方は、そんなの知ってるーという内容ばかりだと思うけれど

自分の備忘録のためにも記録に残そうと思う。