手術をする前に一番困っていたのは階段の昇り降り。

手術前リハビリを受けていて

最初は「昇るのが大変だけど、降りるのは全然できる」

なんてリハビリの先生に言っていたけれど、

徐々に降りるのも大変になってきて。

最終的には

股関節をかばっていたら、膝にきて

膝が痛いから昇れない。

感覚的には、膝のお皿の中が痛いという感じで

足に力が入らなかった。

 

手術したら治るのかな、と思っていたけれど

術後もなんだか膝が痛くて、でも痛い場所がちょっと違っていた。

お皿の外側辺りが痛い。

どうやら、これは術後よくある腿の外側の痛みから来ているっぽい。

というのは、整形の先生に、膝の外側が痛いといったら、

ココも痛いでしょ?と、腿の外側を言われたから。

ということは、徐々に治る可能性がある?あるの?と少しうれしかった。

足の痛み的には、腿外側、腿中央、膝を順番にめぐっている感じだった。

がしかし、術後50日目にして、足の痛みがほぼなくなってきた。

膝の痛みも自然に消えた。

腿の外側は、触れるとちょっとしびれが残るものの

普通に歩いていてもほぼ痛みがない。

10年近く抱えていた痛みを手放すことができたのはとてもありがたいこと。

 

初診の日に執刀医と話した、

「この先、手術をすることで痛みのない人生を送りたい」と言った私に

「そこなんですよ」と言って下さった先生。

今、やっとその入り口に立てた気がする。

 

まだまだ歩き方にクセがあるので、

リハビリはもう少し週2で通わせていただこう。