手術を受けて、その日の夜は寝てるんだか寝てないんだか

もうろうとする中でも、手術したところが痛いのはわかるけれど、

思っていたほどの痛みではなかった。

それよりなにより、ベッドで体の向きを動かせないことが

一番つらい。

 

私の手術は右足なので、左に向きをある程度傾けることは可能。

だけど、その瞬間右足は痛い。

で、完全に横には向けなくて、背中に三角のクッションを入れてくれるも、

中途半端な向きになって、これはこれでつらい。

結局仰向けに戻る。

 

手術前に、千原ジュニアさんの動画を見ていて、

病名は違えど、同じような手術なのかな?と思うんだけれど、

彼が手術当日の映像を撮っていて

「こんなにつらいとは思いませんでした。高齢の方とか

よく耐えられるなと思って」というようなことを本当にしんどそうなお顔で

話されていて

初日の大変さはなんとなくわかっていたので、いざ自分の番になったときに

「なるほどな」と思ったものだ。

 

体についてるのは、覚えてるのとわかるのだけでいうと

酸素マスク

点滴用の管左右

尿管カテーテル

指先についてるクリップみたいなの

他にもあったのかな。

 

私はちょっと手術に時間がかかった。

予想以上に骨が細かったらしい。

そして、厚みがあるらしい。

なので、自分ではそこまで感じていなかったけれど(寒いが一番感じた)

回復してきたときに「顔色悪かったですもんね」と来る看護師さんみんなに言われた。

 

それと、貧血が酷かったのか

コロナ渦で世間に知れ渡ったパルスオキシメーター、

動脈血酸素飽和度を測定する指に挟む小さい機械、

あれの数値が、88とか89とか、測ると90を切ってしまっていた。

たしか、90切ったらやばいって見たような気がしてびびる。

深呼吸をすると、97とかに戻る。

これがちょっと続いたので、酸素を吸入する管を装着された。

 

熱は38度ぐらいだったかな、

3日目ぐらいまでは37度台が続いていたと思う。

それと、私のクリニックでは、血栓防止のために弾圧ソックスを着用。

1足は無料、履き替えようの2足目は2000円ぐらいで購入。

思ったほどきつくなかったけど、早く脱ぎたかった。

結局このソックスは、退院するまで履き続けることになる。

 

消灯21:00

個室なので何時でもいいといわれるけれど、

やることもないのと、眩しいのが嫌で電気は早々に消してもらう。

今夜も眠れない夜が始まったわけだけれど、早朝やっとうとうとし始めたころに

容赦なく6:00の起床がやってくる。