正式に、弁護士さんを決めるまでに、4件ぐらいは、弁護士事務所を回った。


1回目は女性だけで運営している弁護士事務所だった。


無料相談を利用したのだけど、本当に事務的で、

ある質問をしたとき、『それは無理だと思います』


と即答してきたりして、落ち込んでる依頼者を前に、機械のようで感じが悪いと思ったし、信頼関係が構築できないと思った。


私の言っている通りにしてくれないから嫌だと言うことではなくて、まずは心に寄り添えない人に嫌悪感を覚えるのだと思う。



弁護士のところに来るくらいの人は、多かれ少なかれ困っているわけだし、精神的にもしんどい状況なことは容易に想像できることなんじゃないかな?



想像できないなら、お勉強はできて偏差値は高くても、心の共感能力が育ってない、低すぎるのでは.....と思ってしまうよ💧


そこで寄り添うって気持ちがあれば、まず一旦は依頼者の気持ちや意向を聞くとか、ちょっと考えてみますねとか、調べてみますねとか、そういった返答ができると思う。


現に正式に契約して、今お世話になっている弁護士さんは、本当に人柄も素晴らしくて、物の言い方も穏やかで、表情も柔らかく、


つい先日もある質問をしたときに、その分野は詳しいわけでは無いのですが、一度調べてみていいですか少し待ってもらえますかと言ってくれた。



弁護士さんも、ほんとにピンキリだと思うけど、機械みたいな人もいれば、血の通った人間味のある人もいるってことが、自分で足を運んで、自分の目で見て、自分の耳で聞いて、自分の肌で感じてわかった。



4軒回っているわけだから、いいなぁと思って契約をしようと思ったけど、その矢先に何かこの弁護士、変?!と感じて、契約を正式には結ばなかったこともあった。




二人三脚していける弁護士さんをどうやって見極めればいいのって私たち素人にはわからないよね。



100%絶対にわかる方法なんてないかもしれない。


だけど、まずはメールを送ってみたり、LINEを送ってみて、どういった返答の仕方をしてくるのかを積極的に見たり、


無料相談とか初回の格安相談みたいなのがあれば、ケチらずに、ちゃんと足を運んでみることだとおもう。


心がしんどい時だから、ついつい自分が何をされたとか、何を言われたとか、愚痴のような形で終わってしまうことがあると思うけど、


30分や1時間の相談なんて本当にあっという間だから、



聞きたい内容は、必ずメモ帳やスマホのアプリにでもまとめていくか、箇条書きやベタ打ちでもいいから用紙にまとめて、


今日聞きたいことやわからない事、現在に至る経緯は、この紙にまとめてきましたと言って渡すなどすると、時間を無駄にしなくていいと思うよ。



そして、弁護士さんは、普段から何十人何百人て言う依頼者の話を聞いてきていて慣れているけど、こちらは初めてなことも多いわけだから、


誠実に、丁寧に、コミュニケーションが取れる弁護士なのかと言う、【人間性】の部分も、自分の感覚を頼りに見たほうが良い。


離婚をする時って、やっぱりしんどい気持ちになって、体力も気力も落ち込む人の方が多いと思う。


そんな時に、冷静な判断をすることの方が難しいかもしれないけれど、こちらも、一生懸命に誠実に話を伝えて、


そして、弁護士さんの反応や対応や言葉遣いや表情なども、よく見ると良いと思う。


もちろん、こちらも、偉そうな顔つきや目つきや、横柄な言葉の使い方をするのは違うと思う。


自分はそういう態度をしておきながら、信頼関係うんぬんって言ったって、弁護士も人間なんだし、いくらお金を払うからといっても、それは難しい話でしょってことだから。


そして、正式に契約を結んだら、絶対にこの先生を信頼すると決めること。


途中で何か嫌なこととか疑問が出てきたら、ちゃんと先生に伝えて、自分もコミュニケーションを取ること。


まぁ、これって、別に弁護士だからってことではなくて、どんな人間関係でも、本来はこのようにしたほうが良いのだと思うけど、


弁護士さんも、良い意味で本当にただの人間だと言う事を忘れずに、



そして、自分でしっかり決めるんだ、決めたんだ、と言う認識を持つことも大事かなって実際今思っている。