精神工学兵器は衝動性を高める

 

 複雑で多段階の論理的思考を繰り広げようとすると背景音は威嚇的で大きくなり、また不定期な散発的で注意を削ぐような音が繰り返し発生するようになる。これによって短絡的な結論を急ぐようになる。また読書も同様で、複雑な論理は理解困難になり、結末だけを急いで見つけようとするようになる。発生する言葉は私に、何かについての因果関係の結論を求めるが、答えは短絡的になる。その短絡的な結論に基づいて、さらに次の短絡的な結論を求めてくる。枝葉末節の仮の答えに対して、さらに答えを求められる。この連想ゲームが続くのだが、これらの枝葉の短絡的な思考の連鎖の中で、短絡的な結論でさえ必ずしも正確な言葉として聞こえない。反対の言葉や似た言葉が繰り返される。そして、それより前に考えていた事を忘れる。このために気づくと、最初の位置が分からなくなる。最初に考えていたことは何だったのかが分からなくなっているのである。私の考えた言葉が聞こえている状態では、まともな論理的思考などは到底不可能だ。繰り返し音声のピントから外れた状態で、何とか論理的思考が可能になる。条件としては、骨伝導イヤホンでYouTubeの番組を聞きながら言葉を消去し(この時別のタイプの背景音が聞こえる。高音だ。骨伝導イヤホンを装着していない時は低音が基本だ)、パソコンに文字を入力して見えていることだ。このパソコンに表れている文字が私のワーキングメモリの代用になっている。

 

 AだからBだという結論の導き方において、他の可能性を考えたり排除したりする作業を伴わない場合は短絡的思考だ。このような短絡的思考に陥る理由は、衝動性が高められているせいだ。読書で結論だけを探すようになるのも衝動性の現れだ。初期の頃にはネットで見かけたテクノロジー犯罪に関する先行情報を初見で妄信する傾向があったが、これも衝動性の現れだ。これらは即自的な報酬を求める傾向ともいえる。威圧的な音声はストレスであってノルアドレナリンの分泌が増加するが、この状態が継続すると心理的なバランスを回復するためにドーパミン報酬系が補償的に働き、長期的な報酬よりも即時的な報酬を求めるようになる。恐怖によって結論を急ぐようになるのである。衝動的思考や行為が成功した場合にはドーパミンで強化学習されており、再現性が高まる。しかし、被害者は常に成功しない。なぜなら常に不快な状態に置かれていて、何をやっても不快だからだ。成功はしていない。しかし、強化される。その仕組みは、性欲に関わる部位の加害が継続しているからだ。自己意識においては不快だが、生物的には報酬なのである。この矛盾、生物性と自己意識とのダブルバインドが自己意識における苦しみとなり、日々、覚醒中は地獄となる理由だ。

 

 性器・肛門周辺の加害(起床時から就寝して意識がなくなるまでバリエーションを変えて続く)は究極の不快感を私に与え、イライラして、全く集中することができなくなる。この不快感は筆舌に尽くし難く説明しても経験者以外には理解不能だが、強力なストレスだ。衝動性だけでなく攻撃性も高める。攻撃的な言葉が頭に想起される。許容や我慢という理性は失われる。それでもストレス耐性が強ければ、衝動性や攻撃性の外部出力は阻止できる。ストレス耐性が強い場合には、それを崩そうと、精神工学兵器の虐待的加害は強まる仕組みだ。

 

 なお、精神工学兵器の被害者が聞く言葉も、ほとんどが発話の衝動に基づいている。発話の衝動を抑制すると、無意識に記銘された言葉が抽出されると同時に身体的虐待が強化される。精神工学兵器が引き出すのは、慣用句や不快度の高い言葉だ。この不快語と身体的虐待によって発話の衝動を高めるのである。

 

精神工学兵器が実行する衝動性を高める訓練

 

精神工学兵器は、ターゲットの衝動性を高める訓練のような事も行う。声は、言葉や文章を途中で止めて、私が自発的にその先を続ける事を促す。習慣化によって答えが分かっているので(音やリズム、声色、流れで分かる)、衝動は、その先を続ける事だ。言葉を自発的に思い浮かべるのを努めて止めるようになってから、この衝動性強化訓練は頻繁に現れるようになった。加害初期の頃にも、内言による発話の衝動を高める訓練のような事はあったが、初期においては何も考えずに、様々な言葉を想起していた。これが後々響いている。
 

 
対策としての衝動性を抑制する訓練

 

 言葉を自発的に思い浮かべるのを止めることはかなり難しい。最初に止めようとしたときには数十秒程度しか持たなかった。また、自動復誦の繰り返し言葉が、あたかも自分で思い浮かべたように感じるパターンもあるのだが、この自動復誦と、自発的な想起との判別は、かつては困難だった。しかし、衝動性を抑制する訓練を行うようになってから明確にわかるようになった。言葉の自発的な想起には明確な衝動を自覚できる。この言葉の想起の衝動を抑制している時には明確な、抑制の感覚がある。この衝動を抑制している時には、はじめ無意識から慣用句が引き出され以後は送信されているリズムに乗って機械的に繰り返される。

 
呼吸停止の訓練は、衝動を抑制するための、もっとも有効な訓練の一つだだ。呼吸を止め続けることにくらべれば、言葉を思い浮かべないことは些事に等しいからだ。ジョギングも有効だ。加害によって最初から最後まで辛い状況が続くので、最初の10mからすでに走るのを止めたくなる。この場合は、走るのを止めるのが生物的衝動だ。これを堪えて10km程度走る事が衝動の抑制の訓練である。そしてジョギング中は発話の衝動が抑制されるために、無意識から自動的に引き出された不快語が連呼され、私の発話の衝動を高めようとする。この発話の衝動すなわち言葉の想起、雑念の発生を抑制する事も強力なストレスとなる。このためジョギング中は、二つの衝動を抑制しなければならないために、この世の地獄を味わうことになる。

 

 

 

 

 

 

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