私はテクノロジー犯罪の被害者なのだが、

 

 初めて通る道は行きで音声が弱まり、帰りで音声は強まり、かつ、人工てんかんも発生するようになる。自由エネルギー原理に従えば、行きは探索行動であり、帰りは同じ道を通るなら利用行動だ。

 行きは真白な紙に新しい地図を描く行動である。帰りは、道順は覚えているが、再発見することも多い。この再発見のポイントで人工てんかんが発生する。人工てんかんはドーパミンの分泌に反応している。しかし行きでも微弱な、気づかないレベルの人工てんかんが発生しているのである。それは条件付けのためである。帰りの再発見のポイントで人工てんかんの衝撃が大きくなるのは大きなサプライズが発生するためだ。行きは初めての土地なのでサプライズはほとんどない。

 

 また、新しい集団に所属して、行動をともにした場合も、集団に馴れるまでは、音声が弱い。それも見知らぬ土地に行くのと同じだ。集団に馴れるとは、集団の倫理と規律を把握する事だ。頭の中に作成する地図も規律である。

 

 自宅に近付くに従って音声は強まる。そして引っ越した場合にはじめ音声は弱く、少しずつ音声が大きくなっていく。自宅から離れれば離れる程、はじめは音声も肉体的な加害も弱い。しかし、周辺を歩き回っているうちに地図が作成され、地域の倫理・規律も把握するようになる。だいたい半年だ。その後、急激に音声も肉体的な加害も強まる。

 

 人工てんかんが、条件付けしていて、時間の経過と共に、新たな集団や新たな地域の環境が汎化されて条件刺激になっていくのである。

 

 だから、被害者は引っ越しをして最初は加害が弱まり、再び加害が強くなり、再び引っ越しして再び加害が強まる、という事を繰り返してしまう。貯金が尽きるまで続けることになりかねない。

 

 もし貯蓄に余裕があるならば、一年中、日本全国あるいは世界中を旅行し続ける、というのが加害を低減させる最善の策ということになるが、そのような事ができる人はいないだろう。またストレスは浪費を促し、被害者は貯蓄が尽きる運命だ。貯蓄が尽きた場合に、同じ場所に、長期間とどまり続けることになる。かつ加害レベルが仕事を続けられる状態であればまだましだが、仕事ができなく、家に軟禁状態にある場合は、加害強度は加速度的に上がっていくことになる。