日曜日に一泊旅行に出かけて来ました。夫によると4月後半の私の誕生日のお祝い、自身の学年末終了祝い、そして母の日のお祝いをまとめてくれたらしいです それはちょっとまとめ過ぎじゃない⁉と思ったけど、夫はこれまで週末もずっと忙しく、私は私で脚をなだめるのに忙しい毎日だったので(笑)このスケジュールなら気分的にゆっくりできるということでした。
まぁ、忙しい日々の最中に宿泊先を見つけて予約してくれたのだから有り難いことです。
「で、何処に行くの?」と聞いてみると、何と何と、行先は3月の結婚記念日のお祝いに出かけたのと全く同じエリアだそうです。あ、そう
考えてみれば、実は3月の一泊旅行の記事は一度きりで続きを投稿できておらず、未完のままになっていたのでこれは好都合!食事は前回のとまとめて書けますもんね~!って私はさらに前のと一緒にまとめるんかい?(笑)でもあのホテルの長い廊下はもうご勘弁です!
We are not going to stay at that hotel, are we?
「まさかまたあのホテルに泊まるんじゃないよね?」
あのホテルとは細長い廊下が延々とどこまでも続く、歩けない人泣かせなところ。
以前カリフォルニアのドイツ祭りでダックスフンドの徒競走レースを見たことがありました。それはもう何とも言えず可愛いらしく、レース中に横に逸れてしまうワンちゃん続出なんです。その点、この幅の狭い廊下だとそういう迷子ちゃんも捕まえやすいからダックスフンドの徒競走会場に使ったら楽しいだろうなぁ。。
レース開催中に突然お部屋のドアが開いて、たまたま中に迷い込んだダックス走者がホテルに宿泊中の美しい毛並みのヨーキーに恋をする、な〜んて童話を書いてしまいそう
今回は角部屋までとっても遠いあのホテルだけは避けてくれていました。
No no. We are going to stay at a nice B&B in Rockport this time.
「いやいや、今回はロックポートにある良さそうなB&Bに泊るんだ。」
ほぉ~!実はグロスターではなくロックポートこそが私たちの懐かしの場所なのでした。3月に32年ぶりに訪ねた時にはまだ街は冬期休暇中で観光客用のお店は全て閉まっていて中に入れず、岬で寒々しい波頭を眺めて凍えそうになったのでした
今回も同じルートでまずボストン郊外から Gloucester へ車を走らせ、予約してある場所でランチをしてから思い出の地 Rockportへと海沿いに向かいます。
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前回3月の時は海辺のホテル内のレストランでこのようなランチをいただいていました。
夫のは、この巨大ロブスターサンドで下のパンはもはや見えない
私のはハンバーガーとサラダのセット
お皿自体が直径30cmはゆうにありますからこの量がどれほど人体に負担か、お分かりいただけると思います。遅いランチになったのでかなりお腹がすいていた夫ですが、半分食べたところでギブアップ。私はどんどん、夫のお皿にハンバーグを乗せていきました(笑)お肉の風合いは良かったのに、とにかく塩味がきつくて食べられたものではありませんでした。
それにしてもアメリカ料理は量がおかしい。値段を上げるためにとにかく量を増やしているように感じられることもあります。象でも一回でこんなには食べられへんゾ~
例えば日本の懐石料理であれば少しずつを目で食感で味で香りでと五感を総動員させながら順に楽しんでいきますよね。味つけも京都は基本的に塩味ではなくていねいに取ったお出汁の味で勝負。
繊細な作りの和食に比べて、一般的なアメリカ料理は量的ダイナミズムが質と味をことごとく凌駕している。量が足りないとお客さんが満足できないというのは分かるのですが、シェフから「これでどうだ~」という挑戦状をもらっているような圧を感じるランチでした。熱々はいいけど圧はね〜
この旅行では脚の自由が利かずで夕食も同じレストランでいただき、またしても完食から程遠いという事態になりましたが、翌朝の朝食のみは良かったのです。
夫はエッグフロレンティーン、私はベリーがたっぷりのベルジャンワッフル
結論:ランチとディナー担当は塩味過剰シェフで朝食は通常の味覚を持った別シェフ(笑)
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さて、母の日だったのでティールームを予約してくれていました
そこでも量は多かったのでデザートは持ち帰りました(笑)
午後2時の予約ですから早く街に着いたらドライブ見物でもしようという計画でしたが、途中渋滞も少しあったりでお店に着いたのは5分前というぴったりさ!
アフタヌーンティーは久しぶりです♡
店内はそれぞれのMomを囲んだ家族連れという優しい風情に包まれていました。そう言えば、娘がまだカリフォルニアで一緒に住んでいた頃には毎年のように母の日はどこかのアフタヌーンティーへ家族で行きましたっけ。
それで娘は小さい頃からティールームが大好きになり、未だに誕生日にはボーフレンドにティールームに連れていってほしくなるのだとか。実際には水族館などに連れて行かれるらしい。。
実は夫も大のアフタヌーンティー好き。3月にもこのお店の前を車で通ったそうで、毎年5月の母の日直前に店開きをすると調べをつけたとのこと。この日は母親を祝う息子や、妻と一緒の夫君などと男性陣がけっこういたので夫の存在もごく自然でいい感じでした。(いつもはけっこう浮いているけど本人が気にしてないので話題にしない笑)
この後いよいよ懐かしのRockportに向かいました。
今もまだ脚は痛みますが3月の時と決定的に違うのは今回は松葉杖なしで行けたこと。その代わり、前回は要らなかったクッション持参(笑)
家から遠出というのは少々不安でしたが何とかなって少し自信がつきました。これぞ認知行動療法のリハビリです。