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いつきのブログ

ついったーでは書ききれない事の補足的な文書ログ。
偶に旅行日誌になったりします。

アイコンは推し絵画の聖チェチリア(カルロ・ドルチ画)です。

このあと観客からの質問コーナーがありました。最初2人だけと言ってたのですが、時間があったようでさらにもう1人質問がありました。

 

Q(男性) 古川知宏監督がレヴュースタァライトをやった時に、師匠(幾原監督)の作品に似ていると言われるのはもう仕方ない、と言っていたがどう思われるか?

I それは富野監督がエヴァを観てどう思いますか?とか宮崎駿監督が細田作品観てどう思いますか?とか聞かれるようなもの。

 

最近はウテナがライブラリとして観てくれているのはありがたい。ジャンルを引き継いでくれている。

 

 

 

Q(男性) 映画で大変な思い出ではなく、逆に興奮したことは?

I 悲しいことしか覚えてない。でも周りからは嬉しそうだったと言われる。

 

僕は雨男で、こういう舞台挨拶とかいつも雨。

映画の公開初日も台風直撃だった。

初日に舞台挨拶があって、バスで移動していた。そのバスを見つけたファンが「ウテナー!!」と叫びながらバスを追いかけてた。

 

色んな人を怒らせるから周りは緊張してた。

 

 

 

Q(女性) これまでミュージカルや月蝕版などの舞台化があったがまたやることはないですか?

I タイミングが合えば。

望まれてるとやらなくてまどマギが来たり(笑)、望んでない時に望んでないものがある。

あまのじゃくだから、やって欲しいと言われるとやらない。

 

F セルフリメイクは?

I 作品作る為の口実だと思う。観ると(観返すと)こうじゃない、となる。

今にして思うと、ウテナがウケるとは思わない。最初だからウケた。

(ウテナ製作した頃に)他の仕事の話があったがそれを蹴って作った。(※庵野監督がエヴァを作るのに誘った件?)

最初を作りたい。損な性格だと思う。

 

F 好きなシーンは

I ラストシーン。ラストシーンは揉めた。あの長いセリフは最初なかった。脱出して終わりだったのに「それは違う」という意見が出た。合宿してまで作ったのに。

「きれいすぎる」「もっと絶望させないと」と言われた。

でもお金がないのを、無理矢理拡張させた。

現実に負ける(描写が)ないと、エクソダスした時に嘘になる。

先にエクソダスした人の死屍累々の中を裸の二人が走る、というのが美しい。

 

公開して26年、皆様の中に何か芽生えたなら造り手として嬉しい。

 

 

 

 

退場も「時に愛は」が流れました。

帰り道の午後の名古屋、少し雨が振り出してました。

 

 

今回のトークで繰り返し言ってたのは、

 

総集編にしたくなかった。観た人が衝撃を受けるものを作りたい。怒らせるものを作りたい。それで賛否両論出るのはわかってる。

初めてのジャンルを作りたい。

自分のあまのじゃくな性格、そのせいで損している。

 

といったところでしょうか。個人的にはそこが幾原監督の魅力なんですよねー。

舞台化はしないかの質問で、やってくれと言われるとやりたくない、と言ってたのでみんな「やるなー!」と言いましょう(笑)(タローマンか)

タイミングが合えば、という答えも、話が来ても調整が合わなかったり、やれる時は自然にタイミングが合うみたいなニュアンスを感じて、本人はそこまで積極的ではなく関係各所の擦り合わせが大変なんだろうなあという印象を受けました(ウテミュの続きは…)

 

 

最近は活動の場が広がり色んなところでトークをしてるけど、自分はウテナでハマって幾原監督を追っかけた身なので、ウテナの話を監督の口から聞けてとても幸せでした。