通勤途中の朝ラー、何度か食べたけど
一番だと思うのは新宿のほりうちかな

今日はざるにして、生玉子を浮かべてもらいましょう

スティックタイプのチャーシューに
コリコリメンマ
ちょい酸っぱめのスープ

うん、見た目からしても一番の朝ラーだ

冷たい麺で目が覚めます

頃合いを見計らい、卵黄を崩す
汁は飲みすぎないように、上手く卵黄エリアに的を絞って
ズルッ、ズルズルッ
良し、はりきって仕事だ
なんてね

見晴らしのいい、空の広い新宿駅
あと何年か経つとまた空が狭くなるから
今が見頃だ

夜は早めに酒場を目指す
江東区森下
山利喜
の、本館

すぐ近くの新館には何度もあるんだけど、ここ本館にソロで入るのは初めてだ
カウンターはほぼ満席、ラッキー
しかも、煮込み鍋の真ん前
ブーケガルニを結んだ紐が見える
テンション上がる
日本酒サワーで、やんわりと始めましょう

待ってましたの、
いや、お新香が先か
そして今度こそ待ってましたの

煮込み、たまご入り
足すことの、ガーリックトースト
コレを記録せずしてブログは終われない

東京○大煮込みのひとつ、と言われる山利喜の煮込みは
他の煮込みに比べ、ユニーク
基本は酒場のもつ煮込みなんだけど、ワイン(今も昔のままなら、赤玉パンチ)をドボドボ入れ、先述のブーケガルニを突っ込んで煮てるから唯一無二のコク深い煮込み
ワインにも合う煮込み
たまごが要るか要らないか、は好き好きだが
忘れてならないのは

ガーリックトースト
たは〜っ、うんめ〜!

いつも勢いでたまご入りにするけど、ウェルダンで喉乾きます系だから、要らないんだよな
特に今日は朝ラーで生玉子1個食べてるし

コレ、お麩じゃありません、ガリトーです
煮込み汁をたっぷり吸ってます
最高です

何考えてんだろ
これまでブログに残してきた都外遠征を振り返りながら呑んでいて、京都遠征のところで追加注文しようと思い立ったからか、気が付くと
厚焼き玉子
土筆の厚焼き、また食べたいなーって
流石に食いすぎだろ
はい

でも旨いからイイのだ
フワッと熱々、あっという間に胃袋の中へ

焼き物は2本縛り
何にする?
軟骨たたきにします
日本酒サワーもお代わりです

コクのある煮込みの後に、塩で焼いてもらって
大正解
なんこつのコリコリがたまらない

しかし、ここんとこもつばっかり食べてるな
しばらくは自重しましょう

森下から九段下経由で渋谷まで
シアター・イメージフォーラムのレイトショー
WANDA
3年前のロードショー時は、映画なんて観る気が起きない状況だった
今回は小さな配給会社、クレプスキュールの作品を集めてのレトロスペクティブ上映
漸く観ることが出来る
'70s アメリカンシネマ好きだが、この作品は知らなかった
今回観たファーストインプレッションは
これってアメリカ映画?、ヨーロッパの作品じゃないの?、だ
デュラスが絶賛し、イザベル・ユベールが配給権を取得
なるほど欧州受けするはずだよ
オリジナルプリントを修復しているが
その具合が大変よろしい
16mmの質感を出来るだけ残し、やむを得ない箇所だけデジタライズしてる
のっけからのザラザラとしたスクリーンの質感が、低予算ならではのチープさが、逆に映画そのもののリアリティを映し出してる
そしてなんともスタイリッシュなのである
プリントの修復にはスコセッシの関係団体だけでなく、GUCCIもサポートしてるんだと
納得
すんごくオシャレだもの
ジャスト1970の作品には見えません
自分にはちゃんと生命力があることにさえ気付いてないみたい
そんな無自覚に魅力的な女性を軸にした作品の監督は、バーバラ・ローデン
巨匠、エリア・カザンの奥方だったってのを知って驚いた
そして本作が長編第一作で、遺作

惜しい🚶


