昨晩寝る前にTOHOシネマズのHPをチェックしていて、”名もなき者“が日比谷の中途半端な午後からの回を除いて今日の朝イチで終わりってのを知り


早起きできたら観に行こう


で、早起きできず


ティヴァーナキラリナ京王吉祥寺店でぼーっとしながらモーニング

ストロベリー&クランベリーベーグルサンド
ってのにして
ドリンクをサイズアップしてもらう

アーモンドミルクラテ

もう完全にボクの一つ覚え

ハマってます
名もなき者、観たかったな

まぁいいさ、ディランの映画だ、ティモシー・シャラメも出てるんだ、近い内に下高井戸辺りでかかるだろうから、そん時観りゃいいさ
気持ちを切り替え、渋谷へ
半日開けてのシアター・イメージフォーラム

アラン・ギロディ特集上映3作目

ミゼリコルディア

キリスト教的な言葉で、慈しみや憐れみを表すらしい

また、比喩的に “悲惨 ” の意味もあるそうだ

面倒を嫌う排他的な村に面倒な奴がやって来て
面倒で悲惨な事態を引き起こすんだけど

宗教的な慈しみ・憐れみがそれを包み込む

んだけど、“欲望” が全てに優先される

欲望こそ、ギロディの3作品に共通してる点
アラン・ギロディに完全にハマった

東京日仏学院の上映、行く気満々
シアター・イメージフォーラムは

4月以降も観たい作品が目白押し

クレプスキュールフィルムレトロスペクティブは

“私、オルガ・ヘプナロヴァー” を観よう

新作では、最近注目してるカナダ映画 
”The Maiden“

夏にはクエイ兄弟、19年振りの新作が控える

今後も楽しみです
腹減りました

渋谷で行っておきたいランチスポットへ

宮益坂から裏渋へ、渋谷の中心を横断

とじないカツ丼でおなじみの
”瑞兆“ が入るビルの2階
笑う副大統領

一度聞いたら忘れられない店名
L字カウンターオンリーの狭い店で出すのは

カレー、だけ
しかもポークビンダルー、1種類だけ

ゆでたまごはおひとつサービス

ビニール袋の中でクラッシュすれば
殻が飛び散る心配はございません
酸味がポークビンダルーの一番の特徴ですが

副大統領のポークビンダルー、優しく複雑なスパイスに、コクもある

ちょっと甘さを感じますが、コレは?

「はい、少しだけハチミツを足しています」

ナルホド〜
「当店、どちらでお知りになったたんですか?」

あ、クリスチアーノに行った時に知りました

「あーそうですか」
そう、ココはポルトガル料理の人気店
クリスチアーノの運営
何食べても旨いレストランが出すカレー

旨くて当然だ
クラッシュされたパパドを壺から取り出し
振り掛けて後半戦
更に野菜を足していただきましたー

ありがとーございますっ

ジャスト千円

こりゃイイ店だ
裏渋のあとは、ポンギ

この一ヶ月で3度目のビルボードライヴ


まさか観る事が出来るとは思わなかった

レジェンドの来日
VAN DYKE PARKS!

広く知られているのはやはり、ビーチボーイズのブライアン・ウィルソンとの協業だが、はっぴいえんどのプロデュースもやってたりする

今回の来日中に、細野晴臣と会うんだろうな

世に出た頃は、所謂バーバンクサウンドの中心人物みたいな呼ばれ方をしてたと思うが

ランディ・ニューマンの様な、まさに旧き良きアメリカン・ミュージックを長く継承するミュージック・アーティスト

まさに、初っ端からしてニューマンの曲だもん

御年82歳、杖ついて出てきたけど元気ゲンキ

2人のバックミュージシャン、マンドリンはヴァン・ダイクのご子息

経歴がユニークで、ドキュメンタリー作家でもある

だけじゃなくて、近年ではドジャーズポッドキャストなんかにも携わってるそうだ

もう一人のベーシストとは、ロバート・アルトマンの映画作品で共演したんだって

ニューマンもそうだけど(トイ・ストーリー)
ヴァン・ダイクはアメリカンバスタイムな音楽が必要とされる映像作品には欠かせない存在なんだろう
ヴァン・ダイクのライヴを観るのは初めてだけど、88年の初来日のチケットを持っていた

でも友人たちとの急な飲み会を優先して、行かなかった

バカだったな〜

なんせ、バックが細野晴臣にヤン富田だったんだから!

悔やんでも悔やみきれない

しかしそんな苦い思い出も、今回のライヴが払拭してくれた
ピアノの腕前はまだまだ現役

ヘタウマな歌声は若々しく、ダミ声じゃないニューマンみたい

FDR in Trinidadなんて演り出したぞ

ライ・クーダーじゃないか!

そしてオーディエンスにとってラッキーだったのが、ゲスト出演

音楽仲間がたまたま家族旅行で来日していて急遽ステージで歌うことになったのだ

それがぬぁんと、イナラ・ジョージ!?

ローウェル・ジョージ(リトル・フィート)
の娘!!

この時点で涙腺ユルユル

後半には更に彼女の息子、つまりローウェルの孫がステージに上がりドラムを叩き出す

そして歌い出したのが、フィートの

セイリン・シューズ!

びえ〜ん、涙腺ほーかーい

全65分と短く、通訳も入れて語り多めのステージだったが、全く不満なし

37年間の空白が一気に埋まる感動のライヴだった
ビルボードライヴは、こけら落としのスティーリー・ダン以降、最も多く来てるハコ

最近は所謂外タレが少なくなってきてるのは寂しいが、今夜みたいに刺さるアーティストがプレイしてくれる時もあるから侮れない

5月はカマシ・ワシントン、チケットは入手済み

5月は他に、ビルボードじゃないけど
ブラッド・メルドーのカルテットライヴもある

そうだ、パティ・スミスも行くんだった
(この人ライヴ、ちゃんと演れんのか?)

今年も行きまくるぜ
さぁ、ポンギの夜メシなんにしよう

ここにしよう

ミッドタウンのとい面にある、串とろ

一人で、しかも早い時間に入るのは初めてだ

カウンターの無い居酒屋だしねぇ
でもそこは図々しく入らせていただきます

気さくなお店だし、なにより食べたいものが
あるからね

まずは酒から

あのー、もっこりビールってなんすかね?

「マッコリですよー」

なーるほど、じゃもっこりビールください

もっこりビール、旨いぞ
そして、食べたかったヤツがコレ

しじみらーめん

3種類ある

しじみちょっぴりらーめん

しじみたっぷりらーめん

しじみどっぷりらーめん

でコレは
しじみたっぷりらーめん 

超久し振りに食べる

懐かしいなー
しじみが目的なんだけど、らーめんとして秀逸だから食べに来る

まずチャーシューがトロットロ

コレ最高
そして弘前からの取り寄せらしい縮れまくりの細麺が、スープを引っ張ってくる

しじみが染み込んだラーメン、しみじみうんめ〜
しじみの身ってのは食べるもんじゃない
なんて声も聞こえたりしますが?

勿論食べます、絶対食べます

旨いんだから食べます
そもそもお店が殻用の小皿を添えてくれてるんだもん、食べます

ひとつテーブルで店の親父さんとご常連が楽しそうに話してる隣で、僕はひたすら小ちゃいしじみを箸でつまみ、前歯を駆使してこれまた小さな身を食べ続ける

恥も外聞もない、全部食べてやったぜ

ごちそうさまでした!
これだけしじみを食えば、今日はベロンベロンになっても明日はスッキリお目覚めだ

ミッドタウンの夜桜を観て帰ろう
おー、結構咲いてる🚶