我欲は叶わない | 感受性の鋭い方の生き方を霊視・心理カウセリング・脳の使い方をアドバイス日原みちるの一言ブログ

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我欲は叶わない、それでも
「こうなりたい」「ああしてほしい」。  
気づけばいつも、頭の中は “欲しいものリスト” でいっぱいになっていませんか?
なのに、その多くは思いどおりにはならない。 

我欲と本当の願い
ここでいう「我欲」は、認めて欲しい、自己中心的な欲のことだと思う。

それは一瞬の安心をくれるかもしれないけれど、満たしても満たしても、すぐに次の欲が生まれてきませんか

一方で、心の奥のもっと静かな場所には、「こうありたい」「こんなふうに誰かに役立ちたい」という、深い願いもある。  
不思議なことに、そちらに意識を向けているときは、結果がすぐに出なくても、あまり「叶う・叶わない」に振り回されないことないかな

叶わない」ことが教えてくれるもの
我欲が叶わないとき、最初はただ悔しくて、悲しくて、世界に見捨てられたような気がする。  

でも少し時間がたって振り返ると、「あのとき、あの願いがそのまま通っていたら、今の自分はいなかったかもしれない」と気づくことがありますよね

叶わなかった出来事は、「それは違う方向だよ」と教えてくれるサインでもあるのかもしれない。  
執着していた扉が閉まることで、別の扉に気づける。そこからしか見えない景色があります

手放すことは負けではない

「欲を手放す」と聞くと、負けを認めるようで、どこか悔しい。  
けれど、実際にやってみると、それは “負け” ではなく、“自分を取り戻す” 行為に近いのだと感じる。

「相手にこうしてほしい」「世界はこうあるべきだ」という強い期待を、そっと脇に置いてみる。  
その代わりに、「自分はどうありたいか」「何を与えたいか」に意識を向けると、心の中の主導権が、他人から自分にゆっくり戻ってくる。

我欲は叶わないからこそ
我欲は、たぶんどこまで行っても消えないし、全部をなくすこともできない。  
だからこそ、「どう付き合うか」が大事になってきますよね

自分の中の我欲に気づいたら、「ああ、また ‘自分だけ’ を守ろうとしてるな」と静かに認めてみるのもいいよね

そのうえで、「この願いは、本当に自分と誰かの幸せにつながるだろうか?」と問い直す時間を持つ。
我欲は叶わない。  
でも、その代わりに、本当に大切な願いへと、そっと向きを変えてくれる。  
そう信じられたとき、「叶わなかった」経験は、少しだけ優しい物語に書き換わっていくのかもしれないですね