私は37才のとき、今から20年前に
カウンセラーとしての仕事を始めました。
初めからカウンセラーを
目指していたわけではありませんでした。
きっかけは、保育士の仕事です。
子どもたちや、保護者と接する中で
心理学やカウンセリングの技術が
必要に思えてきたので、勉強に通いました。
2年近く、心理学とカウンセリングの勉強をし、
保育士を続けながら、
カウンセラーとして仕事を始めました
最初のカウンセリングは、
不登校、ひきこもりのお子さんを持つ親御さんでした。
20年前は、不登校という言葉は
まだ今ほど浸透してはいませんでした。
でも、同じ問題はあの頃からずっとあります。
そしてカウンセリングの恩師は
偶然にも、
不登校や引きこもりの子の親御さん専門の
相談の場を開いていたのです。
その当時、かなり数多くの方が
先生のところへ相談にいらしていました。
先生のフォローから始めたばかりのわたしの元へも、
たくさんの方がいらしゃいました。
お子さんの状態は、家々によって違いました。
その個別の苦悩を抱えた親御さん、
1人1人のケースに、どう対処していくかを
毎週1回お話しするのです。
1週間の様子を聞きながら、
親御さんの想いを確認していると
親御さん自身に必ず発見がありました。
そして、次までに
その発見を基に、行動をしてもらいます。
翌週、結果を聞きながら、
なぜそうしたのか
どう思ったのか
懇切丁寧に、話していました。
それを1年近くマンツーマンで付き合い、
親御さんの気持ちを聞き続けました。
あの時いらしていただいたほとんどの親子さんで、
関係性がよくなり
家から外へ出れるようになったお子さんもいました。
その頃は私もまだ子育て中でしたし、
保育士も続けていました。
ただ、あの1年間は
とにかくみっちりと濃く
親御さんたちとお付き合いしました。
夜中に連絡があったことも何度もありました…
その後は保育所の保護者の相談にのり、
あれから、カウンセリング業としては
約20年、続けてこれました。
通常のカウンセリングは傾聴がメインです。
私のカウンセリングの場合、ちょっと違うのです。
具体的な行動方法や
思い方、捉え方の変え方を
知ってもらっています。
そのためのアドバイスもしました。
10年前からは
本格的にカウンセリングを始めると、
女性だけでなく、男性もいらしゃるようになりました。
すると、子育ての話だけでなく
人としての生き方や、仕事の相談も増えていきました。
不思議なことに、
今までと違う内容のご相談を受ける機会があると、
更により幅広いジャンルのご相談が増えました。
その連鎖のお陰で、
私も精神的に鍛えられました。
そしてこの頃から、
育児講座の招致などもいただき、
今度は講師業がスタートしました。
これからも
より私自身を鍛えながら
人のために続けていきたいです。
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