彩×mono×語のおはなし(やっとの更新でごめんなさい) | RyOko StYLe

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何気にドラマチックな日々ですが、
気まぐれすぎな
ワタシの日記です☆★☆★

ほんっとに、御無沙汰しておりました。

約一年、
書きかけては消し、を、繰り返し、
blogをためらっていました。

もう、忘れられても仕方がないこのblog。
でもそろそろ告知もしていきたいですし、書いてみます。

昨年の6/12~14に
彩×mono×語(イロモノガタリ)
という舞台をさせていただきました。

ご覧いただきましたお客様、
関係してくださった全ての方々に改めて感謝御礼申し上げます。

その、ストーリーの基盤は
『私』そのものがモデルでした。

家族それぞれ、人それぞれ
色んな事情、ルールがあり
常識があると思います。

ただ、私の事情を知る人達は
『かなりヘビーだ。』『、、、凄いな』『それはblogには書くべきではない』など色んな意見を下さいました。

なので、さらっと纏めてみます。

小1の頃まで私の常識のひとつに、

父親は半年位に1度通ってくるものだ
(サンタさん的存在)

というのがありました。
父親がいない環境は当たり前で
なんの違和感もなく、
母親と、めちゃくちゃ仲良く
年の離れた兄二人とは、まぁ、仲良く(笑)
生活していました。

それがいつの日か、
「今日あったのは誰にも内緒だよ」
と、
こっそり会いに来るようになり、
気付いたら全く現れない存在になっていました。

父親である、『彼』は、
ある方面では有名で、
昔はテレビや雑誌にも載っていたような方でして。
外国へもおしごとでよく行ってるし
忙しいんだろうな、と、
3年以上も会ってないのに思ってました。

小6の夏休みの旅行中に
「リョウのパパと、お兄ちゃん達のパパは違う人やの」
と母から告白をされた時、
動揺よりも、凄く冷静に
『あぁ、そういうことだったのか』
と全ての合点がいったのを
強く覚えています。

それから母への想いは
より一層濃く強くなり、
私が守る。
私が楽しませる。
という今思えば重いものが常に私の中に渦巻いていたと思います。

それから年を重ね、
テーマパークでエンターテイメントの仕事をするようになりました。

やはり、ここでも、
母の為にがんばらなきゃ!と思っていました。

でもいつまで母さんのため?
一生?1度離れてみる?

と、自立を考えていた頃

母がステージ4の肺癌だと発覚しました。

全てが崩れる感覚。
そして新しい仕事への期待度とプレッシャー。

リハーサル初日が
入院初日でした。

そこから丸7年、
母は入退院がつづきました。

わたしはその半分、、、3年半は強いうつ病になり、
薬を呑みながら仕事をしていました。

今考えたら
よう無事やったなと、思います。


うつ病の頃のわたしは最悪でした。
あれほど大事にしたかったはずの母が憎くて、疎ましくて仕方なく、
かなり荒れていました。
ほんとに最悪でした。


お母さんごめんなさい。本当に。


母の死を考えた時。
今まで、母の為に踊りに続けてきたわたしは
多分、無になるだろう、と予想していました。
今以上(うつ病症状以上)につらく
多分生きてれないだろうと思っていました。


そして母を看取り、
喪主をつとめ
骨になった母と向き合ったとき。

とても穏やかで
世界がまた違うく見えました。
無ではなく、
違う色に。
解き放たれた、という表現が近いかもしれません。


そんな、わたしの中の渦巻いていた感情がemoとゆう役でした。
あの感情は消えることはない自分への呪縛。

自分でがんじがらめになって、
わけわかんなくなってたのを

よくあんな風に脚本として
書き上げて下さったな、と、
坂本企画の坂本さんには本当に感謝です。

実は、人見知りの激しいわたしは
わたしの事情を小出しにしか話さず💦
半分は坂本さんの想像から生まれた流れが、読んでみてビックリ、
『いや、これ、わたしの話やん』
と驚きました。

坂本さんを紹介してくれた、
MRUTの相方、まりえにも感謝だ。
最近会えてないけど😃



そして、未だに実は、自分への呪縛をかけてるところがあります。うふ。
いつか私の名前を『彼』が見付けて
声をかけれるよう
時々石井の名前を使っています。
25年くらい会えてないけど。


ちなみに『彼』は石井さんではないです。
石井さんは、兄達のお父さんの名字。
子供の頃から、事情を知ってからとてもこの名字に違和感を持っていて
結婚したとき、
「あぁ、やっとちゃんとした自分の名字だぁ」としっくりきたのを覚えています。


さらっとのつもりが
やはりすんごく長くなってしまいましたが、
ようやく更新ができて
少しほっと致しました。

ここまで読んでいただき、ありがとうございましたm(__)m

またちょこちょこ、
くだらないことを書いていきます🐤

RyOko