横浜は湿気が強く出るようになってようやく暑いかも…となってきました。もしかするとあっという間に梅雨が明けてしまうかもという予報もでており、水不足は心配ですが山的には梅雨明けしてくれてかまわないのよ??自分勝手なこと言うけど、夕方にバーっと降ってくれたらいいのにと思います。

 

カールヘルムのレーヨンアロハはいろいろな図案が欲しくなりますが、身はひとつ。自分の持ち味に合わないものなどもありますから、全部揃えるわけにもいきません。でも、金子功さん時代のピンクハウス、インゲボルグ、カールヘルムには素敵なプリントがたくさんあります。そんな悩みを解決してくれるがポケットチーフです!

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ちょっと前にいくつか出てきたのですが、こうして金子功さん時代の生地にさわっているだけで楽しい。今回はらくだ、チューリップ、にわとりの三種類です。チューリップは綿ローンで残りはレーヨンです。

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まずはラクダ柄。これは素材的に1980年代後半、初期のカールヘルムのプリントですね。ちょっと前にシャツが出てきたのですが、地味で着ないだろうな~と思っていたらいい感じのポケットチーフが出てきました。初期のカールヘルムではこれより大きいスカーフ的な製品もあったのですが、それはだいぶ用途が限られますのでこれはいいです。

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拡大図、ロゴ入りなのも面白い。

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続いてにわとり柄。

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1990年秋冬のカタログに掲載ありますが、半袖シャツはどの季節の規格だったんだろう。バブルな時代でしたのでお正月休みにハワイで着る用に冬に出したりしたんだろうか!!これは図案はハッキリしていて派手好きな僕の好みではあるのですが、シャツになってみると柄の出方問題で見送る服が多いのです。

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さすがにチーフは切る位置を選んでいるのか(すごいのもありそうだけど)、いい感じのバランスに出会えてうれしい。本当にこのころのプリントは凝っていますよねえ。

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そして次は1991年秋冬のチューリップ柄!

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ピンクハウスでは綿ローンの素敵なワンピースのほか、クリスマスドレスの展開もありました。すごく凝った仕立てて可愛いですよねえ。

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カールヘルムではレーヨンシャツが出ていますが、プリントが控えめで僕的には地味枠(ビョーキ発言)なので持っていないのですが、カタログ掲載のコーディネートみているとベストとチーフはそろってしまった。もしピンクのシャツが出てきたらこのベストに合わせるって意味では悪くないかもな。

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プリント生地を裁断して三つ折り縫いするだけの簡単仕立てではなく、ふちにピコットかがりしていて凝った作りなのも1991年の地味だけど可愛い時代のならではの魅力がありますね。

 

こういう小さな布たちは出番は少ないものの、旅やちょっとした長時間のお出かけの時に1枚持っていくと気分が良くなるのでお勧めなグッズです。袖口や衿が破れたシャツがなかなか捨てられない時、状態によっては背中部分の生地を裁断してチーフにするのお勧めです。お試しあれ。