※ネタバレあり※

 

2024年4月22日、日本橋三井ホールで開催されたSHAZNAのライブ「SHAZNA 30th Anniversary With your precious LOVERS-同窓会からはじめよう-」に出かけてまいりました。若いころ大好きで聞いていたSHAZNA。いろんなエンターテイメントを楽しむようになってぜひ一度観てみたいと思っていたのがSHAZNAのライブ。折よく周年のライブがあったので迷わずエントリー!ざっくりまとめますと、とっても、とーっても!最高すぎて頭がぼんやりしています。Webで公開された新曲は歌詞が頭に入り切っていませんでしたが、初参戦のライブなのに新曲以外全部歌える、という最高のセットリスト。参加することができて良かった!

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1月にライブの告知があったようですが、SNSでライブの告知があることを知ったのは先行受付期間中。間に合って本当に良かった。一人で参加する覚悟でいましたがわっくんを誘ったらまさかの参加希望の即レス!たしかに、観てみたいもんね。ようやくPHSが出てきた時代です。CDを聴いて、ヴィヴィアンをおしゃれに着こなす写真集やVHSのミュージックビデオを何度も見たSHAZNA。今回はライブハウスじゃなくて指定席で観られるというのも大人世代には嬉しい限り。3月くらいからiTuneに当時のSHAZNAを取り込んで聴いていましたが、音楽とともに感性がみずみずしかったころの自分が見ていた風景や風の香りを思い出すようでライブを迎える日までも特別な毎日でした。

 

日本橋三井ホールは立地もよくショッピング&ライブがセットになるのも僕たち的に良かった。あちこちお買い物していてちょっとお休みしたいタイミングで三越地下でジェラート休憩。

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わっくん、SHAZNAのライブだからと秘蔵のヴィヴィアンのオーブをしてきてTPOに合わせてきたの、さすが!

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映えを無視してラムレーズンとレモンシャーベットのダブル!美味しかったです!

 

三越で三重展の催事をやっておりまして、僕がお気に入り、虎屋ういろが出店しているため立ち寄らせてもらったのですがこの三重展は魔窟でした…。真珠コーナーが特に魅力的で僕たちの目もいきいき輝いてしまい目立つ双子に店員さん総出で対応してくださいました。何度も「今日はういろを買いに来たのですよ、でもみるだけなら…。」と。そしてショーケースから出すと全然色つやが違うんですよ。

 

真珠の誘惑を振り払い会場へ。入口どこかな…と思ったら信号待ちしている段階で200%SHAZNAのライブに行くであろうお客様がいたので後ろについていくという安易な行動を選択。礼儀正しく親切なLOVERSさんたちは「何階で降りますか?」と聞いてくださった。「もちろん4階で、おそらく皆様と同じ場所へ向かいますよ…」とお伝えしたところ「え~!お兄さんたちもSHAZNAですか?」と一気に距離が縮まり楽しい時間を過ごさせていただくことができました。

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会場はこじんまりとしており物販を中心にまあまあ混乱していました。このキャパで前販売していたのにずいぶん列がさばけていなかった印象ですが、みんな入場時に買えばいいでしょって方が多かったのかもしれません。もうちょっとゆとりをもってお花を撮りたかったのですが、一番らしいのだけおさえておきました。

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公演ポスターと。IZAMのポーズの真似をしてみたけど、修行がたりませんね。ライブの前なのでニットなどは全脱ぎで、絶対にホットな夜になると思ったのでモンベルの速乾性Tシャツをチョイス。SHAZNAのTシャツ、家に3枚くらいあるはずなんだけど、どこに行ったか見当たらず。

 

ライブの内容についてはまずはセットリストを見てください。いや~どうですか!字面からもう最高でしょう!

 

Set List

1.MAGENTA STORY
2.Escape
3.モノケロス(新曲)
 

4.If...
5.C'est la vie
6.Lily of the Valley
7.恋人


8.Dizziness
9.Love is alive 
10.Voice
11.SWEET HEART MEMORY
12.すみれSeptemberlove

 

13.PIECE OF LOVE
14.Dear Love
15.Melty Love

EN1
16.Raspberry Time
17.PEARL
18.LOVERS

 

出だしの「MAGENTA STORY」は会場の性質もあってかピンスポットを当てることなく、ぼんやシルエット状のIZAMを拝みながら1曲パフォーマンスするという洒落た演出でスタート。個人的には2曲目の「Escape」のイントロが流れた瞬間に「今日のライブはもう最高に予感しかない!」と期待は核心に変わったというか。新曲はもちろん格好良く、MCを挟んで「If…」のイントロが流れたときわっくんのテンションがあがりシャツを脱いだのが良かった。

 

あと、個人的にすごく感動したのは「恋人」です。まあ絶対やると思っていたのですが渋谷でやったラストライブ(映像)で拝見の時も感動的でしたし、わっくんやお友達と海辺の別荘でダラダラ過ごすという遊びをしていたとき、東金のゲームセンターにあった「カラオケを歌いシングルCDに焼く」という機械で恋人を歌った思い出のある曲。大人になって聞いてみると歌詞がすごくいいのです。今回のライブで一番泣いたのがこの曲。アレンジを加えた歌詞にIZAMの愛を感じた次第です。

 

SHAZNAってパワフルなバンドだなと思うのが、MCはそこそこにどんどん曲を演奏するところ。2時間10分で18曲!すごく満足感がありました。リクエスト曲を5曲続けてやるパートとか、すごかったです。「Dizziness」から始まるコーナーもセットリストが神がかっていて体感5秒でした。「すみれSeptemberlove」はLOVERSの皆さんの間で固有の振り付けがあるか分かりかねる感じでしたが、見よう見まねでみんなと踊れて楽しかったです。

 

本編の最後は何を持ってくるかと思ったらまさかの「Melty Love」でした。入口で有志の方がサプライズとしてピンクのサイリウムを配ってくれていました。「アンコールでMelty Loveが始まったらポキっと折ってください」とのことでしたが、演目なんて誰も分からないですもんね。みんな首尾よくポッキンしてピンクの海で演奏された「Melty Love」は絶景でした。

 

アンコールの間感想を話したかったのですが「Melty Love」のサビを歌い繋いでメンバーをお出迎えする方式で、休む暇がない!(笑)。もちろんここぞとばかりに歌いましたけど。絶対聞きたい、そしてまあアンコールでやるだろうと思っていた「PEARL」を聴いたとき、PVの映像で感じていた疾走感、若い自分が感じていたこの先続く、広がっていく未来へのぼんやりした想いが蘇り、その一つの行先は今この瞬間大人になった僕が見ている景色なんだと感慨深いものがありました。

 

ライブ中にレコ発(…今的にいうとリリイベか…)ライブの発表がありました。会場はなんとサンリオピューロランド!一生行くことないと思っていましたが、SHAZNAのおかげでピューロランドの住人になるチャンスが到来しました。ライブが終わったあと、わっくんが「ライブにまた行きたい!」と言ってくれたのが嬉しかった。僕もわっくんもいろんなコンサート、ライブ、舞台を観ていますが今回のSHAZNAはここ最近みたライブの中でも群を抜いて感動のレベルが違いました。同窓会ですからね。そして同窓会から始まってしまいました。次回のライブが楽しみです。

 

SHAZNAの皆さん、LOVERSの皆さん、楽しい時間をありがとうございました^-^