ピンクハウス1993年春の傑作、ポロシャツ熊の生地をゲットしました。世の中にはあるもんです。キナリは配色が特に可愛いので嬉しい。

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基本的にピンクハウスのリメイクは既製品からリメイクするので、製品の「型」にとても影響されます。ポロ熊の時って3段切り替えのスカートでリメイクには不向きだったんですよね。一番リメイクしやすいのは3枚はぎのギャザースカートで、4枚はぎになっていたら分量的になお最高。ダッフル熊のスカートとかね。ローウェストのワンピースとジャンスカだけ、みたいなのだと3着くらいないとリメイクできないことも。サーキュラー型のスカートやワンピースも二着は必要です。まあ、洋服として着るために作っているので知ったこっちゃないって話なんですけど(笑)。

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装苑の連載記事より。この頃のピンクハウス、金子功さんはとってもエネルギッシュでパワフルでした。いい時代。ポロ熊のゼッケンジャンパーに合わせたサロペットも可愛いですよね。よく見たらこの時モデルさんが腕に抱えているぬいぐるみ、1992年秋の顔熊ぬいぐるみですね。ポロ熊のぬいぐるみも出しましたけど、撮影に間に合わなかったのかしら。

 

さてはて今回のポロ熊生地ですが小口を複数手に入れる機会に恵まれ、なんとか3mくらいの分量になってきました。問題はこの記事で何を仕立てるかです。シャツにすると色落ちが早いのでなんらかのアウター的なものがいいけど、ジャケットかスウィングトップ的なもののどちらかを考えています。ポロ熊は綿ブロードの総柄ジャケットも出ています。歌劇の懐かしコーナーでタカラヅカの轟悠さんがポートレートで着ているお写真の掲載があり、超びっくりした記憶が。轟さんはピンクでした。綿ジャケットもいいんだけど着るシーンが限られるからなあ。というわけでスウィングトップ型で気持ちは固まってきました。縫ったことがない型紙なのでまずは一着、試験用を作ってみたいと思います。