先日、東京宝塚劇場で公演中のお芝居『RRR × TAKA"R"AZUKA ~√Bheem~』、レビュー・シンドローム『VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)』を観劇してまいりました。友会もプレイガイド系も全滅して諦めていたのですがご縁があって劇場に入ることが出来ました♪ありがたや…!!お芝居は期待以上のダイナミックなエンターテインメントで、レビューはタカラヅカのショーとしてはおしゃれで新しい世界観の提案があり頭がぼんやりするくらい大興奮の2本立てでした。

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この日は普段あまり行かない13:30公演のため時間配分がイレギュラーで、集合してすぐランチ。有楽町にあるつばめグリルの系列店「つばめや」をチョイス。ちょっと早めについて開店5分前についてしまいつつ、銀座の端でお客様もいないだろうと思っていたら大間違い。開店早々にほとんどの客席が埋まってしまいました。人気のお店なんですね。ホリデーランチとしてハンバーグ、ベーコン、チョリソーのグリルをいただきましたが付け合わせの野菜まで丁寧な仕上がりでとっても美味しかったです。ご飯は大盛でこれなので上品なお店かもしれません(笑)。

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有楽町駅の光る看板、なるべく毎回撮りたい。

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公演前にシャンテの衣装展を見学、ジャガビーのお衣装が飾ってあったのですが、スパンコールで表現したレオパード柄の縫製が細かすぎて眩暈。機械でさしてから縫製したのか、フラップとかダーツの部分はスパンを取って縫ったのか。お袖のビジューの豪華さを含めタカラヅカのお衣装ってすごいな~と改めて思いました。

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星組トップスター礼真琴さんのパネルがあって2ショット写真が撮れるようになっているのですが、そりゃもちろんポーズの真似をするでしょう。皆様にあたたかく!?見守られながらポーズを決めさせていただきました。その場に居合わせた皆様、お騒がせいたしました…^-^

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もう劇場に入れたらそれだけでOKなレベルでしたが舞台全体の演出が良く分かり、なおかつ客席降りてやってくるスターさん達も良く見えるお席でめちゃくちゃ堪能させていただきました♪この日は偶然にもRRRの舞台挨拶付き絶叫上映会で来日していラージャマウリ監督も観劇にいらしており、開演前から拍手で大盛り上がり。この日は「ファンの応援が本気の日(比喩)」のため手拍子も揃っているうえにパワフルで演者も素晴らしいパフォーマンスを披露してくれていました。こんな素晴らしい日に立ち会えた幸運に感謝です。

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ミッドタウンで素敵なお花(造花)の展示があり、ちょっとした賑わいを見せておりました。

 

RRRは映画自体がパワフルでドラマティックです。それを1時間35分にギュギュっとまとめているのでさらに場面ごとのインパクトが強く、1時間半とは思えない体感時間でした。THE ALFEEのコンサートではおなじみのドットイメージ、タカラヅカでは効果的に取り入れているプロジェクションマッピング、さらに電飾を仕込んだ扇で水の動きを表現したりと圧巻の演出でした。こっちゃんが演じたビームはもちろんですが、暁千星さんが演じたラーマのお役は信念や苦悩を繊細に演じていて最高でした。ヒロイン役の舞空瞳さんの正義感のある可愛らしさや、ひときわ輝きのましている極美慎さんの格好良さはアクション活劇から離れた部分でタカラヅカらしいときめきの要素を補完してくれていました。

 

ショー、ヴィオレトピアは演出家・指田珠子先生の宝塚大劇場デビュー作となりましてフレッシュでチャレンジングな要素のあるショー作品でした。初演後感想が様々でしたがスターの孤独や舞台の虚構をお芝居チックに描いていたり、設定とか関係なしに感性で楽しむMGMミュージカルの一場面のような印象的なレビュー場面も彩り豊か。テクノライブみたいな打ち込み系サウンドがあったかと思えばぴーすけの見せ場「As Time Goes By」やデュエットダンスの「白い恋人たち(13 Jours en France)」のテーマ曲などクラシックな名曲を配置してバランスを取ったのはさすが。大階段上で目隠しバーみたいな近未来的なサングラスをかけての群舞はスタイリッシュで星組さんらしさを感じました。フィナーレはシロ×ゴールドのお衣装で超好みのまま終わっていく最高のショーでした。いや~!タカラヅカを観たってかんじの2本でした。

 

観劇後、都内は風が強く台風姿勢を取りながら不二家レストランで早めの夕食。

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ステーキピラフ的なものとデザートのサンデー。甘いものは別腹。

 

帰りは強風の影響で電車が20分くらい遅れるなどのアクシデントもありましたが、RRRを観ることができたんだからこーいうこともあるさ!とオールオッケーになる1日でした。


【おまけ】


NGショット。切れちゃって惜しい(笑)。