※2024年2月7日の内容です

 

南岸低気圧の通過で久々に関東の平地でも雪が積もった月曜日から2日後、運よく公休があたったので丹沢山に出かけてまいしました。久々に冬っぽい積もり方をして思い切り雪の丹沢を楽しむことができました♪水曜日の常連さんのほかに雪目当ててでやって来た登山者で渋沢から大倉に向かうバスは平日なのに満員盛況!みんな同志です。

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見晴らし小屋からひと登りしたもみじ坂から雪登場。春の北アルプス以来久々に引っ張り出した冬靴が重たい…。

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低い雲がかかっていたのですが富士山登場。

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花立上部より。

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小田原は曇り予報でしたが雲海めいていて感動しました!

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山頂直下は樹氷もきれい。

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「塔ノ岳まで」のひとでごった返していたので先に進んだあたりで小休憩やゲイターを装着すればいいやと思っていたのですが、これがミスチョイス。モフモフの雪が膝くらいまであって全然支度や休憩が出来なかったんです!雪が入ることでの水濡れとかは致命的な範囲でなかったものの、これくらいの雪の時は前倒しで出来る時にやっておかなくちゃと基本のキの大切さをしりました。天気の良い丹沢でよかった。

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気を取り直して先に進みますと、もうキラキラの白い枝に青空で「ワーキャー綺麗!」で大忙しです。

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春はシロヤシオがきれいな鞍部も今日はきれいに雪化粧。

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塔ノ岳を振り返って。なんだか別の山域にいるみたいです!

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どこを見ても樹氷、樹氷!飽きることがありません。

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竜ヶ馬場でようやくお昼休憩。ベンチがひとつしか除雪してなかったのでおじさんが一人着た時に入れ替えで交代となり、僕は次の人用にひとつ雪かきして休憩場所を用意しておきました♪

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見事な青空。

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雲も沸いていたのですが、その分空の色が淡くなったり、雲と雪のシロの繊細なグラデーションがきれいで自然の美しさってすごいな~とワクワクしちゃいました。

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丹沢山は木道の雪は木はしてあるものの、テーブルはノー除雪で休ませる気ゼロの雰囲気(これはもちろん小屋の方がどうこう、ではなく自然がそうさせている、という話です)で、この木道で道をビシっと分けた様を見て僕は「わー!オズの魔法使いみたい♩」とときめいたのですが、そばにいた男性が「何とかがつじみたいだな」と難しいことをおしゃっていてはてなマークが浮かびました。僕に教養がないことが原因ですがしっかり調べたいと思います。

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丹沢山から丘をひとつ登り返すとかんじの良い高台にでるのですが、そこからの眺めはさらに別世界で神奈川県にいるのが嘘みたいな仕上がりでした!

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予報通り段々雲が沸いてきてしまい、引き返すことにします。無雪期って丹沢山を10:40くらいにでるのですが、今日はもう12:00を過ぎてしまいました。写真を撮ったりよくあそんだので悔いはない。

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面白いくらいガスが沸いてきたので楽しかった思い出を噛みしめながら帰ります。日差しが強くて(日焼け止め2回塗りましたけど)日焼けが気になっていたのでこのガスや曇りのヴェールは美容的には助かりました。

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びっくりしたのが帰りで、普段の積雪だとたいがい花立から下は魔法が溶けたように雪がなくなるのですが、14時を過ぎても駒止直下の階段にシャーベット状の雪が残っていました。これ2-3日は朝凍って歩きにくくなるやつです。しばらくはチェーンスパイク必携ですね。僕はちなみに冬靴にチェーンスパイクと6本爪アイゼンを持っていきましたが、アイゼンの出番はなかったです。